直木賞の今村翔吾氏、芥川賞・砂川氏の絶叫後にスピーチ 「非常に話しづらい」と苦笑い
第166回芥川賞・直木賞贈呈式が24日、都内のホテルで行われ、「塞王の楯」で直木賞を受賞した今村翔吾氏が登壇。あらためて受賞の喜びを語った。
「塞王の楯」で直木賞を受賞
第166回芥川賞・直木賞贈呈式が24日、都内のホテルで行われ、「塞王の楯」で直木賞を受賞した今村翔吾氏が登壇。あらためて受賞の喜びを語った。
壇上で絶叫した芥川賞・砂川文次氏の直後のスピーチとあって「非常に話しづらいというか、やってくれましたね」と苦笑いで登壇した今村氏。
「僕は直木賞を目指すとあらかじめ公言していた珍しい作家。というのも、取材で新聞記者さんから『直木賞とか、目指されてるんですよね?』と聞かれて。怖いですよね、新聞記者さんってこういう聞き方するんです。(直木賞を)受賞した後も、『ノーベル文学賞は目指されるんですよね?』と聞かれて、『いやいやそれはちょっとジャンルが……』と答えると『ノーベル文学賞目指します!』と書かれていた(笑)」と取材攻勢にも苦笑いを浮かべていた。