EXIT&Creepy Nutsがコラボライブ開催 兼近はりんたろー。の熱愛を痛烈イジリ
お笑いコンビ「EXIT」とヒップホップユニット「Creepy Nuts」が出演したイベント「イグナッツ!! LIVE~生業ブッかま!!2022~」が23日、東京・Zepp Hanedaで行われた。
「イグナッツ!!」初の番組イベントに出演
お笑いコンビ「EXIT」とヒップホップユニット「Creepy Nuts」が出演したイベント「イグナッツ!! LIVE~生業ブッかま!!2022~」が23日、東京・Zepp Hanedaで行われた。
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同企画は、テレビ朝日で放送中の「イグナッツ!!」(毎週月曜深夜1時56分~※一部地域をのぞく)の初の番組イベント。“マブダチ”を公言するEXITとCreepy Nutsの仲良し2組が、一夜限りのスペシャルコラボパフォーマンスを披露した。
冒頭では、番組コーナーのお題を10文字で表現する「10文字委員会」を生で再現した。「自分らそんなおもんないっすよ」と謙遜するメンバーに出されたお題は「皆さんにとってのライブとは?」。4人は「カッコいいこと言いたいね」と真剣に思案した。R-指定はライブを「せいめいいじかつどう」と表現し、「ラッパーは人前で自分の表現を吐き出すことによって生きられるんだなと思いましたね」としみじみ。DJ松永も「ライブをしていないと死んじゃう生き物」とライブが生きがいであると明かした。
イベント本編は、EXITの漫才からスタート。この日のイベントために用意されたCreepy Nutsを題材にした特別ネタを披露し会場を沸かせた。2本目は、理想のドライブデートをモチーフにしたネタで挑んだが、兼近大樹は「タワマンに住んでグラビアの方とお付き合いして、正面から撮られたいな」と一部週刊誌で報道されたりんたろー。の熱愛を痛烈イジリ。りんたろー。は「そんなことがあったんですか?」ととぼけ一瞬困惑したが、破天荒な彼氏に扮(ふん)した兼近と軽妙なやりとりで笑いを誘った。
EXITがネタを3本披露したところで、Creepy Nutsが登場。R-指定の「今日は来てくれた皆さんが主役です」という言葉とともに、「助演男優賞」をパフォーマンス。さらに、「よふかしのうた」「合法的トビ方ノススメ」を立て続けに披露し、EXITが作り出したお笑いライブの雰囲気がヒップホップのグルーヴに一変した。
R-指定は、EXITとのコラボについて「なぜ、そんなにお客さんの前で漫才することに、ライブすることに夢中になれるのかと言ったら、やっぱりとんでもない中毒性があるわけですよ。中毒性もあるし、スリルもあるし、ひやひやする」と芸人とアーティストの垣根を超えた共通の思いについて熱弁。
客前でのライブでの醍醐味を「なんでひやひやするかと言ったら、ライバルの芸人、ライバルのアーティストだけじゃなく、目の前のお客さんだけでもない」。一番手ごわくて、一番強力で、一番苦しめてきて、でも一番離れられない。とんでもない敵がここにいるんです」と力説したR-指定の言葉を合図に、「板の上の魔物」がスタートした。
そこから「バレる!」「サントラ」「Bad Orangez」を披露し終わると、ステージには再びEXITが登場。「かつて天才だった俺たちへ」「のびしろ」をコラボでパフォーマンスすると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。「かつて天才だった俺たちへ」でR-指定のラップパートを完全カバーした兼近は「Creepyファンに『あそこ甘いな』と言われるのが怖い」と謙遜したが、会場からはあたたかい拍手が送られた。
2020年10月から放送されてきた「イグナッツ!!」。多忙を極める2組には通じ合う部分が多かったようで、トークではお互いに励まし合ってきたことを回顧した。DJ松永が「やっていることとアウトプットが違うだけで、モチベーションや考え方がほぼ近い」と話すと、兼近も「人がいないと成立しない職業」と同調していた。
最後は4人と客席で記念撮影を行い、約2時間半におよぶイベントは大団円のまま終幕。それぞれが「引き続き、我々の応援をよろしくお願いいたします」と客席に呼びかけると、ファンは手を振って応えていた。イベントの様子は、3月9日23時59分まで「テレ朝動画」「FANYオンラインチケット」「Stagecrowd」でアーカイブ配信される。
<「イグナッツ!! LIVE~生業ブッかま!!2022~」セットリスト>
■EXIT
M-1 SUPER STAR
■Creepy Nuts
M-1 助演男優賞
M-2 よふかしのうた
M-3 合法的トビ方ノススメ
M-4 板の上の魔物
M-5 バレる!
M-6 サントラ
M-7 Bad Orangez
■EXIT&Creepy Nuts コラボ
M-1 かつて天才だった俺たちへ
M-2 のびしろ