3回転アクセルも4回転も跳ばない坂本花織の“凄さ” 織田信成が解説「本当の強さ」
プロフィギュアスケーターの織田信成が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。北京五輪女子シングルでメダルを獲得した坂本花織ら日本の3選手に拍手を送った。
「これが本当の彼女の強さ」と大絶賛
プロフィギュアスケーターの織田信成が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。北京五輪女子シングルでメダルを獲得した坂本花織ら日本の3選手に拍手を送った。
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まずは坂本だ。「花織ちゃん、本当に凄(すご)かった。あの最終局面であれだけノビノビできる人はどんな強いメンタルなんだろうと。見ていたこっちの足が震えるくらいの緊張感だったのに。花織ちゃんの構成だとトリプルアクセルとか4回転がないぶん、出来栄えも意識しないといけない。完成度を求められる中で、彼女の場合は、団体戦からSPも合わせて3回やってのけた。これが本当の彼女の強さ」と賛辞を並べた。
3回転アクセルや、4回転などを武器とする選手を押しのけての銅メダル。そこに織田はすごみを感じたという。
「技術的にはトリプルアクセルとか4回転を跳ぶ選手のほうがうまいって思うかもしれないけど、自分が持っている力を120%出す力はみんな持っていない。本当に尊敬、こんな素晴らしい演技ができるんだろうと。演技が終わったあとから涙が止まらなかった」と感動冷めやらぬ様子だった。
3回転アクセルを決めて5位入賞の樋口新葉についても、「新葉ちゃんもショートもフリーも決めてご立派です。1発目のジャンプは足が震える。でもちょっと回転が緩くても、それでも降りてこられるほどにトリプルアクセルと向き合って練習してきただろうし、本当によくやってくれました」と感無量の様子。
23位だった17歳の河辺愛菜には「これだけ成長してきて、自分の力でこの舞台に立ったのは誇りに思ってほしい。この経験はさらに強くしてくれる」とエールを送った。