佐野勇斗、TBSドラマ初主演 現在と未来の1人2役を演じ分け 就活ヒューマンストーリー

俳優の佐野勇斗が、TBSドラマで初主演を務めることが決まった。3月27日午後2時から放送の「就活タイムカプセル」で、連戦連敗の就職活動中の主人公が掘り起こしたタイムカプセルに時空を超える力が宿り、10年後の未来の自分と文通ができるようになる就活ヒューマンストーリーだ。

TBSドラマで初主演を務めることが決まった佐野勇斗【写真:(C)TBS】
TBSドラマで初主演を務めることが決まった佐野勇斗【写真:(C)TBS】

「初主演×初プロデュース×初脚本」の新進のチームでお届け

 俳優の佐野勇斗が、TBSドラマで初主演を務めることが決まった。3月27日午後2時から放送の「就活タイムカプセル」で、連戦連敗の就職活動中の主人公が掘り起こしたタイムカプセルに時空を超える力が宿り、10年後の未来の自分と文通ができるようになる就活ヒューマンストーリーだ。

 主人公の朝井拓真を演じるのは佐野。昨年4月期放送の「ドラゴン桜」、7月期放送の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」と日曜劇場に2作品連続で出演。他の作品にも引っ張りだこの、最も旬な俳優の1人だ。

 そんな佐野が今回演じる拓真は、就職活動がうまくいかない崖っぷちの大学4年生。周りが皆内定を得ていく中、内定ゼロの拓真は劣等感を募らせ、絶望している。幼なじみである彼女との将来のためにも、なんとしても内定が欲しい。そんな中、幼なじみ4人組で10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことに。自分だけ将来が見えずやけくそになった拓真は、持ち帰ったタイムカプセルに「内定がほしい」と書き殴った手紙を入れる。すると、10年後の未来の自分から手紙の返信が・・・。そこに書かれていたのは“衝撃的な未来”だった。追い込まれた拓真は人生を変えるため、未来の自分と共謀した“不正就活”を決意する。

 初主演にして、現在の拓真と未来の拓真という1人2役を演じる佐野。数々の作品で鮮烈な印象を残してきた佐野が、今作でどのように2役を演じ分けるのかにも注目だ。

 今作をプロデュースするのは、TBS入社3年目の戸島俊季。自身が就活に連戦連敗していた最中に起こった、人生を変えた“ある出来事”をベースに企画した。脚本を担当するのはNetflixでブームを生んだ「全裸監督」の脚本家・山田能龍。配信ドラマで数々の話題作を作り出してきた山田だが、TBSのドラマ脚本を担当するのは今作が初。TBSドラマ「初主演×初プロデュース×初脚本」の新進のチームで届ける。

 佐野勇斗のコメント全文は以下の通り。

「今作は『自分が本当にやりたいこと』に正面から向き合い、答えを見つけていくお話です。コロナ禍を通して、僕自身も自分と向き合い、何が一番大切なのかを考える時間がありました。そんな中でこのようなお話をいただき、ぜひ演じてみたいと思いました。ストーリーは僕が演じる拓真がタイムカプセルを掘り起こしたことで、未来の自分と文通ができるようになるというもので、撮影では現在と10年後を短い時間で何度も行ったり来たりして、演じ分けが本当に難しかったです。見た目はもちろんですが、声色を変えたてみたり、どうすれば見ている方に違和感なく1人の人間としての変化を表現できるのか、監督ともお話しながら工夫していったので、ぜひ注目していただければと思います!

 プロデューサーの戸島さんとは日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で半年間くらい苦楽を共にしていました。戸島さんからこの作品にお誘いいただけたことがうれしかったですし、ご自身の就職活動中のエピソードが投影されていると聞いたので、その思いを背負っていいものを作れたらと思って臨みました。自分にいつも言い聞かせていることですが、人生いつ何があるか分からないので、『今この瞬間を後悔しないように生きる』ということをこの作品から感じ取っていただけたら幸いです」

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