「Rakuten NFT」、NFTアート作品の発売に向けてアートパワーズジャパンと合意
楽天グループ株式会社が提供を開始するNFTマーケットプレイス・販売プラットフォーム「Rakuten NFT」は、一般社団法人アートパワーズジャパン(アートパワーズジャパン)と、同法人が展開するNFTアート作品の発売に向けて合意した。16日に発表となった。
アートパワーズジャパンは「アーティストを応援する」をモットーに設立
楽天グループ株式会社が提供を開始するNFTマーケットプレイス・販売プラットフォーム「Rakuten NFT」は、一般社団法人アートパワーズジャパン(アートパワーズジャパン)と、同法人が展開するNFTアート作品の発売に向けて合意した。16日に発表となった。
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「Rakuten NFT」は、スポーツや、音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなどさまざまな分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行、および販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービスとして25日にサービスを開始予定だ。
アートパワーズジャパンが展開するNFTアートの監修を担うキュレーターチームには、山口裕美氏(アートプロデューサー)、楠見清氏(美術編集者/評論家、東京都立大学准教授)、関昭郎氏(東京都写真美術館)、森山朋絵氏(東京都現代美術館)の国内外で活躍する4人が就任する。
第1弾として、国内外で注目されているアーティストである三沢厚彦氏、中村ケンゴ氏、山口典子氏、濱口健氏、小瀬村真美氏、土屋貴哉氏らによる「PRIME」、期待の若手アーティストの作品を扱う「EMERGING」、障がいのある方々による「CHALLENGED ART」、そして日本が誇る工芸の新たな視点を追求する「KOGEI」の4つのカテゴリーから作品を展開する予定。購入したNFTは、「Rakuten NFT」のマイページにコレクションすることができ、さらにマーケットプレイスに出品し販売することもできる。今回展開するNFTアート作品は、2022年5月以降に発売予定だ。
アートパワーズジャパンは、「アーティストを応援する」をモットーに、アートのある場所・エリア・集積地の創出をめざして設立。同法人は今後、この4つのカテゴリーにおいて、アーティストによる、予想を超えた驚きのあるNFTアート作品の創作や発表、作品をNFT化し販売することによるプロモーションの支援を実施する。メディアアート、パフォーミングアート、インスタレーションなど、販売や保存が難しいとされている形式の作品や、プロジェクトベースで制作された作品などをNFT化してよみがえらせることを検討しているという。
また、茶の湯、生け花などその瞬間、時間でしか体験できないようなアートを、動画やVRを活用してNFT化することも計画しています。これらの活動を通じて、さらなる作品創作を促すことができるよう、NFTアート作品の販売によるアーティストへの収益還元を目指す。さらに将来的には、若手アーティストのグローバル展開の支援や、アーティスト応援コミュニティーの創設、NFTアート作品のメタバース上での展示、販売も視野に入れ、長期的な展望を持ってコンテンツを提供する。