女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ月曜ドラマ「ドクターホワイト」（午後10時）の第5話が14日に放送された。

　同作は、謎だらけの女性と“クセもの医者たち”が織りなす一話完結の医療ドラマ。浜辺演じる雪村白夜は、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持つナゾの女性。医療ジャーナリストで月刊「メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴（柄本佑）に助けられた白夜は、運ばれた高森総合病院で豊富な医療知識を披露し、現役医師の誤診すら見抜いてしまう。

　院長の高森巌（石坂浩二）は、各科の枠を超えて正しい病名を協議する総合診断協議チーム「CDT」の発足を決意し、白夜をメンバーに加えた。院長の娘で内科医の高森麻里亜（瀧本美織）がリーダーに就任し、将貴は白夜のサポート役を務める。さらに、ネチネチと根に持つタイプの精神科医・西島耕助（片桐仁）、クセが強すぎる元外科医で現皮膚科医の夏樹拓実（勝地涼）、口数が少なく硬派な脳外科医・仙道直樹（高橋努）、暴走しがちな研修医・佐久間新平（高橋文哉）が加わった。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　高森総合病院に、グラビアアイドルの日比谷カンナ（水崎綾女）が運ばれてきた。撮影中に突然錯乱状態に陥り、失神したのだ。「CDT」は不可解な症状を解明するため診断協議を始める。しかし「CDT」を解散させたい外科部長・真壁仁（小手伸也）は、病院経営を立て直す名目で「JMA」と呼ばれる医療分野に特化した経営コンサルタントを招へい。「JMA」が開発した最新のAI診断システムを導入して「総合診断科」を新設し、「CDT」を排除しようと考えていた。真壁は「CDT」と「JMA」の診断対決を提案し、それぞれのチームがカンナを診断することに。

　カンナが水を怖がる様子や、過去にコウモリが多い地域で撮影していたことから、白夜はAIでも診断できなかった狂犬病を疑う。発症すれば致死率ほぼ100％といわれる狂犬病。しかし白夜は過去の症例から、患者を一週間あえて昏睡状態にさせる治療法を提案する。高度な麻酔の技術が必要になるが、麻酔科医でもある院長の巌が名乗りをあげ、チームでカンナの命を救ったのだった。

　絶体絶命の中で院長が麻酔専門だったことがわかると、SNS上では「院長ぉぉぉぉおおお！！」「お父様ー（涙）!!」「院長、麻酔科医だったんだ！安心感ある！」「院長かっこいいな」と歓喜の声が挙がった。

　また今回は、寡黙ながら熱血な仙道が“隠れカンナファン”であることが明らかに。カメラマンとの不倫や薬物中毒を疑うカンナに対する報道に仙道が憤るシーンや、カンナが助かった後にカレンダーを見て安堵する姿を佐久間に見られる場面も。SNS上では「ファンなのかw」「仙道先生、カンナさんのファンw」「仙道先生、ついにバレたw」と反応が見られた。また「先生、推しは尊いよね。わかります」「そりゃ推しの命は助けたいよねw」と共感する声も挙がった。