「ドライブ・マイ・カー」に“アカデミー賞候補入り効果” 公開から26週目で8位に初ランクイン

12、13日付の動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「劇場版 呪術廻戦 0」(東宝)が、土日2日間で動員15万9000人、興収2億2600万円をあげ4週連続で首位に君臨した。累計では興収110億円を突破し、歴代興収ランキング27位となっている。公開から8週目を迎え、今後どこまで記録を伸ばしていけるかに注目だ。

「ドライブ・マイ・カー」は“アカデミー賞候補入り効果”のヒットになった(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「ドライブ・マイ・カー」は“アカデミー賞候補入り効果”のヒットになった(写真はイメージ)【写真:写真AC】

第94回アカデミー賞で日本映画史上初となる作品賞など4部門にノミネート

 12、13日付の動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「劇場版 呪術廻戦 0」(東宝)が、土日2日間で動員15万9000人、興収2億2600万円をあげ4週連続で首位に君臨した。累計では興収110億円を突破し、歴代興収ランキング27位となっている。公開から8週目を迎え、今後どこまで記録を伸ばしていけるかに注目だ。

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 一方で、村上春樹の短編小説を「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介の監督・脚本で実写映画化した「ドライブ・マイ・カー」(ビターズエンド)は、第94回アカデミー賞で日本映画史上初となる作品賞に加え、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門でのノミネートが後押しとなり、公開から26週目にして8位に初ランクイン。出演は西島秀俊、三浦透子、霧島れいか他。

「ウエスト・サイド・ストーリー」(ディズニー)は、土日2日間で動員9万1000人、興収1億3700万円をあげ2位に初登場。初日から3日間の累計では動員15万人、興収2億円を超えるスタートとなっている。1961年に映画化され、アカデミー賞で10部門を受賞した伝説的ブロードウェイ・ミュージカルを、ティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化。61年版に続くように、第79回ゴールデングローブ賞では作品賞・主演女優賞・助演女優賞の最多3冠を獲得。第94回アカデミー賞でも主要3部門(作品・監督・助演女優賞)含む7部門にノミネートされている。出演は「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴート、オーディションで選ばれた新星・レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ他。

 他の新作では5位に「嘘喰い」(ワーナー)が初登場。迫稔雄による同名コミックを、横浜流星の主演で実写映画化。共演は佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多ほか。監督は「リング」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫が務めている。

 既存作品では、3位の「コンフィデンスマンJP 英雄編」(東宝)が累計で動員162万人、興収22億円を、4位の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(ソニー)が動員253万人、興収38億円を突破している。先週4位でスタートの「ゴーストバスターズ/アフターライフ』(同)は2ランクダウンの6位、3位でスタートの「大怪獣のあとしまつ」(東映/松竹)は7位、7位でスタートの「鹿の王 ユナと約束の旅」(東宝)は10位となっている。

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