――ダンスの難易度はSTU48史上ナンバーワンですか？

薮下「いや、一番は『風を待つ』だと思います」

沖「複雑さで言えば『風を待つ』、激しさで言うと『無謀な夢は覚めることがない』ですかね」

薮下「どちらも辻本(和彦)先生に振り付けして頂いた曲ですけど、難しいというよりは、コンテンポラリーで今までに見たことがある要素が一切ない分、踊っていて新鮮味があります」

――「無謀な夢は覚めることがない」という曲名にかけて、自身の夢に関する質問も増えたと思います。STU48として新たに挑戦してみたいことはありますか？

沖「すごく“無謀”な感じで言うと……、私は地元でゲリラライブをやってみたいです」

薮下「告知なしってこと？」

沖「そうです。曲とパフォーマンスだけでどれくらいの人が集まるんだろうと興味があって。STU48にとってのチャレンジです」

薮下「私は瀬戸内7県以外に行ったことのない県で公演を披露したいし、日本に限らずアジアでもやりたい。海外のファンの方もたくさんいるからね」

沖「SHOWROOMとか握手会でも中国、韓国、台湾、香港……アジア出身でしかも日本語が堪能な方が多いですよね」

薮下「飛行機で海を渡って会いに来てくださる方も多いから、やっぱり私たちも会いに行きたいよね。アジアでアイドルフェスとかあるから、STU48で出たいなって思う」

――1月18日に行われた「STU48選抜コンサート～東京には染まらないで帰ります。～」で、今村美月さんが新キャプテン、福田朱里さんが副キャプテンに就任しました。まだ新体制になって1カ月ほどですが、グループの変化は感じますか？

沖「(岡田)奈々さんがいない時にはみちゅさんがチームをまとめてくれていましたけど、こないだの公演ではみちゅさんもいなくて、あかりんさんが仕切って回している感じでした。今までそういうことはなかったので、副キャプテンだなと実感しましたね」

薮下「2人とも仲が良いから、これまで以上に楽しいチームになりそうな気がしています。珍しくないですか？　キャプテンと副キャプテンが仲がいいって(笑)」

沖「競い合う、みたいな感じではないですよね」

薮下「すごく仲が良いから、もっと一致団結できたらいいなと思います」