乃木坂46・星野みなみが卒業セレモニーを終え芸能界引退「これからは応援する側」
アイドルグループ「乃木坂46」の星野みなみが12日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された、自身の乃木坂46卒業セレモニーに出演した。
1期生としてグループを支え、26作品で選抜入り
アイドルグループ「乃木坂46」の星野みなみが12日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された、自身の乃木坂46卒業セレモニーに出演した。
1998年2月6日、千葉県出身の星野は、乃木坂46第1期生オーディションに合格。デビューシングル「ぐるぐるカーテン」で生駒里奈、生田絵梨花と共にフロントメンバーを務めた。グループ結成当時は、妹のようなキャラクターで親しまれ、後輩が加入してからはお姉さんメンバーとしてグループを支え続け、28作品のシングル中26作品で選抜入りを果たした。
在籍10年という節目で卒業、芸能界引退を決断した星野のラストステージは、「ぐるぐるカーテン」で幕を開け、同期である1期生の仲間と「指望遠鏡」「失いたくないから」を披露。4期生とは「シャキイズム」、3期生とは「ロマンティックいか焼き」、2期生とは「Am I Loving?」で共演し、グループ加入前から“星野推し”を公言していた3期生の向井葉月とは「無口なライオン」を歌唱した。
齋藤飛鳥とのコンビ“あしゅみな”も本公演で見納め。2人きりで「制服を脱いでサヨナラを…」で披露すると、間奏で齋藤は「いろんな思い出があるけど、この際だから、ちゃんと言おうと思って。小っちゃい頃、もうちょっと頑張ろうと粘れたのも、いろんな形の優しさを受け入れられるようになったのも、みなみのおかげだと思う。だから本当にありがとう」と思いを告げ、2人は涙を流した。
アンコールのステージには、卒業ドレスに身を包んだ星野が1人で登場。乃木坂46結成当時の思い出、自分を特別な存在と思えなかった際の苦悩を涙ながらに語り、「ファンの方が『どんな場所でも応援するよ』と言ってくれた。みなさんの言葉のパワーはすごいと感じることができました。昔は自信がなかったけど、みんなが『かわいいよ』『応援してるよ』とたくさん言ってくれるから、自信がついて自分のことが本当に好きになりました」と感謝した。
さらに、「私は卒業と共に引退するということもあって、みなさんと会う機会がなくなってしまう。今日、1番好きなライブができて、本当に楽しかったし、後悔なく終われちゃうと思います」と思いを吐露。「これからは乃木坂を応援する側として、みなさんと一緒にいれる。一緒に乃木坂を応援したいと思うので、よろしくお願いします」と笑顔で伝えた。
星野がラストナンバーに選んだのは、ライブには欠かせないという「あらかじめ語られるロマンス」。歌唱後、「10年間、すごく楽しかったし、やりきりました。みなさんとこうして出会えたことが楽しかったし、たくさんパワーをくれた人に出会えて感謝しかありません。ありがとうございました」と最後のメッセージを送ると、ファンが「10年間 可愛いをありがとう」と書かれたメッセージボードを一斉に掲げ、新たな人生を歩む星野を送り出した。
○2月12日 乃木坂46「星野みなみ卒業セレモニー」セットリスト @東京国際フォーラム ホールA
M01 ぐるぐるカーテン
M02 指望遠鏡
M03 失いたくないから
M04 シャキイズム
M05 ロマンティックいか焼き
M06 Am I Loving?
M07 無口なライオン
M08 Threefold choice
M09 制服を脱いでサヨナラを…
M10 全部 夢のまま
M11 そんなバカな・・・
M12 おいでシャンプー
EN1 初恋の人を今でも
EN2 あらかじめ語られるロマンス