AERA増刊「羽生結弦　進化の原動力」（朝日新聞出版）が、17日に緊急発売されることが決まった。前人未到の4回転半に挑み、スケート界に新たな歴史を刻んだ羽生結弦選手。平昌五輪以降4年間の4回転半に挑み続ける姿を、圧倒的な写真、朝日新聞グループのアーカイブからえりすぐった記事、そして北京での取材で、総力を挙げて届けるという。

　10日に行われた北京五輪フィギュアスケート男子シングルFS。羽生選手はプライドをかけて、前人未到の4回転半に挑んだ。回転不足で減点となったものの、国際スケート連盟はこれを認定。公式記録に初めて「4A」の文字が刻まれることとなった。

　同誌では、羽生選手の挑戦へのリスペクトを込めて緊急発売を決定。急ピッチで制作を進めているという。

　北京五輪のSP、FS当日を朝日新聞記者が追いかけたドキュメント、首都体育館の氷上で見せた絶対王者の進化、羽生選手自身が4回転半というジャンプについて語ってきた言葉、そしてその成功を目指す平昌五輪以降の4年間の激闘――。巻頭グラビアに加え、巻末付録には平昌五輪での一問一答を完全収録する。