「ベイビーわるきゅーれ」ヤクザの娘役の22歳は大の漫画好き「デビュー前は内気でした」

映画「ベイビーわるきゅーれ」【写真:(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会】
映画「ベイビーわるきゅーれ」【写真:(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会】

座右の銘は「明日やろうは馬鹿野郎」印象に残っている漫画は「センコウガール」

 女優として活動し5年。「ベイビーわるきゅーれ」は大きな作品になった。

「本当に大切な作品になりましたね。今までで一番観てくださった方も多いですし、ツイッターのコメントを見ると、この先も頑張ろうと思っていけます。母も観てくれたんですけども、『アクションがすごいね』って。『私の演技よりも、そっち?』と思いましたけど、それが見どころだし、実際、現場で見ていても、伊澤彩織さんや三元雅芸さんのアクションは本当にすごくて、拍手が起こるほどでした。私も殺陣も勉強しているんですけども、どれだけ鍛錬を積めば、あの域になるのか」

 目標とする女優は安藤サクラ。「本当にお芝居も素敵ですし、声も好き。人柄もいいですよね。最初に演技を拝見したのが『愛と誠』(2012年)のガムコ役でした。あのキャラクターが大好きで、あんな演技をしてみたいと思いました。今後は、ひまりみたいなクレージーな役もやってみたいですし、普通の女性の役もやってみたいです」

 座右の銘は「明日やろうは馬鹿野郎」。「言葉の響きも面白いんですけども、すごくシンプルに自分に落ちたんです。自分はすぐに怠けたりしちゃうんで。今はコロナ禍も大変ですし、今できることをちゃんとやらないと後悔してしまうなって。なんでも当たり前だと思って生きてはいけないなと思いました」。

 今回はオミクロン株の感染が広がっていることから、Zoomでの取材だったが、自室の壁一面に置いた2つ書棚には、コミックがぎっしり。「何冊くらいあるんですかね。数えてはいないです。少女漫画、少年漫画、大判といろんなものがあります。激しめのバイオレンスも読んでいます。印象に残っている作品は『センコウガール』(永井三郎、全5巻)。学園モノのミステリーで、せりふがきついんですが、心に刺さるんです。コミックの映像化があれば、ぜひ出演したいです」。

「ベイビーわるきゅーれ」は続編の製作も決まったが、ストーリーの展開上、ひまり役での出演は難しそう。「どんな形でもいいので、また呼んでくれるといいなあと思っています」。今後はドラマ、映画への出演も決まっており、注目したい女優の一人だ。

□秋谷百音(あきたに・もね)1999年11月27日、神奈川県出身。趣味はアニメを観ること、漫画を読むこと、舞台鑑賞。特技・資格は殺陣。身長155センチ。

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