ダイアモンド☆ユカイ「今やらなかったら後悔する」 還暦間際にロックへ回帰のワケ
シンガーとしてようやく等身大で表現できるように
――ソロシンガーとしても2022年は還暦イヤーとなります。
「ソロシンガーとしてのダイアモンド☆ユカイっていうのは、いろんなことに挑戦して俺探しをずっとしてきたんだけれど、子どもを授かってからの10年ぐらいでようやく等身大の自分を表現できるようになったんだ。代表的なのは『君はともだち』(1996年、トイ・ストーリー日本語主題歌)、『ムクロジの木』(2014年、NHKみんなのうた)でね。そんな経験を経て歌手としての大きな目標だったのが、オーケストラをバックに歌うこと。ストリングスの伴奏で歌いたいという願望があってね。
コロナ禍で延期になっていたソロ30周年の記念ライブを昨年の秋に無事開催できて、そこで偶然のつながりもあって長年の夢だったオーケストラをバックに歌うことができたんだ。感無量だったね。これを1回で終わらせたくなくて、今年の春に還暦ライブとして再びオーケストラをバックに歌うことを決めたんだ」
――ゲストにシャケさんも登場するとお聞きしました。
「そう。シャケが来てくれるからオーケストラをバックにRED WARRIORSの曲をやるのも面白いかなと思っているんだ。ほかにも還暦ライブとは別にビッグバンドのライブでジャズを歌うというのも予定していてソロはそういったシンガーとして俺が今やりたいことをやっていきたいって思っているんだ」
――そして本家、RED WARRIORSの35周年記念ライブも決まりました。今回はバンドの代表曲が詰まったファーストアルバムとセカンドアルバムの全曲演奏ということで大いに盛り上がる一夜になりそうですね。
「ファーストアルバム『LESSON 1』を出して今年で35周年になるんだよね。それで今回は『LESSON 1』と2枚目のアルバム『CASINO DRIVE』の全曲だけで構成したライブにするから。ロックンロールを楽しみたいならみんなに来てほしいね。『カムカムエヴリバディ』だよ(笑)」
□ダイアモンド☆ユカイ 1962年3月12日、埼玉県大宮市生まれ。86年、ロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー。日本武道館、西武球場でのライブを成功させ89年に解散、ソロに。俳優としては88年、日米合作映画「TOKYO POP」でデビューし、映画「弾丸ランナー」やミュージカル「ミス・サイゴン」などに出演。タレントとして多くのバラエティー番組で活躍。2009年、一般女性と再婚。無精子症と判明し不妊治療を行い2男1女に恵まれたことから、男性不妊の啓発活動も熱心に行っている。22年3月27日、「東京アメリカンクラブ」(港区麻布台)で還暦を記念したライブを行う。
【ダイアモンド☆ユカイ公演情報】
「DIAMOND YUKAI 60’s Birthday Party!」
日程:2022年3月27日(日)
開場:午後3時15分/開演:午後4時
※時間は変更になる場合がございます。
会場:東京アメリカンクラブ(東京都港区麻布台2-1-2)
出演:
DIAMOND YUKAI
Orchestra-A-Go-Go
Special guest:木暮”shake”武彦
チケット料金:
S席 ¥26000 (※1列目、2列目のお席・サイン入記念ポスター付き)
A席 ¥17.000 (※3列目~5列目の良席)
一般席 ¥14.000
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