フードデリバリー、6割以上が「月1回以上」利用 1回の平均利用金額は2095円
近年、急拡大しているフードデリバリーサービス。当初はサービス数も少なく地域も限定的だったものの、コロナ禍の外出自粛に伴うデリバリー需要の拡大でさまざまなデリバリーサービスが生まれている。今では東京以外の地域でも、デリバリーを日常的に使っているという声が聞かれるが、実際にはどれくらい利用されているのか。男性のかっこいいをつくり出すためのメディア「danCE(ダンシー)」が、男性の医療脱毛クリニック「メンズダビデ」監修の元、全国の男女300人を対象にフードデリバリーサービスの利用動向調査アンケートを実施。世代や地域を問わず、6割以上の人が月1回以上利用していることが明らかとなった。
全国の20代~50代を対象にフードデリバリーサービスの利用動向を調査
近年、急拡大しているフードデリバリーサービス。当初はサービス数も少なく地域も限定的だったものの、コロナ禍の外出自粛に伴うデリバリー需要の拡大でさまざまなデリバリーサービスが生まれている。今では東京以外の地域でも、デリバリーを日常的に使っているという声が聞かれるが、実際にはどれくらい利用されているのか。男性のかっこいいをつくり出すためのメディア「danCE(ダンシー)」が、男性の医療脱毛クリニック「メンズダビデ」監修の元、全国の男女300人を対象にフードデリバリーサービスの利用動向調査アンケートを実施。世代や地域を問わず、6割以上の人が月1回以上利用していることが明らかとなった。
調査対象は20代が41人、30代が91人、40代が121人、50代が47人からなる合計300人。エリア別では北海道・東北が49人、関東が98人、中部が40人、近畿が73人、中国・四国が14人、九州・沖縄が26人となっている。
フードデリバリーサービスの利用頻度では、世代・地域に関わらず、約6割以上が月1回以上利用しており、30代が最も利用頻度が高いことがうかがえる。普段よく利用しているデリバリーサービスを複数回答可で聞いたところ、「UberEats」「出前館」「各飲食店ごとのデリバリー」が大多数を占めるなど、他サービスの認知度の低さも浮き彫りとなった。1回の利用金額は平均2095円と、1回の食事としては比較的高めの結果に。コロナ禍による利用頻度の変化では、若い世代ほど利用頻度が増えている実態が明らかとなった。
フードデリバリーサービスに対する印象や意見では、「出前館はウーバーイーツが今のようにはやる前から利用しています。以前は2か月に1度程度の利用頻度でしたが、今は月に3~4回は利用するようになりました。(40代、関東)」、「価格は高いが、専門店のおいしい食事を楽しめる為、非常にありがたく思う。(40代、近畿)」、「これまではデリバリーといえばピザくらいしか無かったのですが、フードデリバリーサービスであれば色んなお店の物が自宅で食べられるので、週末にご褒美がてらに好きな物を購入しています。(30代、近畿)」などの好意的な声が上がった。
一方で「どのサービスも頻繁にクーポンを配布してくれるので使うが、普通に頼むと割高だし、やっぱり店で食べる方がおいしいのでコロナが収束したら使う頻度は減りそうと感じる。(20代、関東)」、「配達員によってサービスの態度が結構異なる。ぶっきらぼうな態度を取られ、困惑させられるケースも稀にあった。(40代、関東)」などの否定的な意見もあった。
また、フードデリバリーサービスを利用しない人の意見では「サービス自体が地方郊外だと配達区域外になっていることがほとんどで、CMやネット広告やテレビの特集などで目にするたびに複雑な気持ちになります。(40代、東北)」、「便利だと思うが、配送料金の高さがネック。また増加する配達員のモラルが問われるという報道があったりして、利用にはためらいを感じる。(40代、関東)」、「コロナで需要が増えているフードデリバリーですが、個人的には配達員がコロナに感染していたら怖いので利用しないです。(30代、近畿)」といった声が上がった。