NHK朝ドラ23年前期「らんまん」 主演に神木隆之介「こんなに嬉しい事が起きるのか」
NHKは2日、2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」に決まったことを発表した。また、主演を神木隆之介が務めることも明らかとなった。
作者を務めるのは長田育恵、男性主演は「エール」以来7作ぶり
NHKは2日、2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」に決まったことを発表した。また、主演を神木隆之介が務めることも明らかとなった。
連続テレビ小説第108作「らんまん」のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。
作者を務めるのは長田育恵。「題材を問われ、真っ先に浮かんだのが牧野富太郎の大きな笑顔でした。世界規模での感染症流行の渦中、この先に広がる世界を思い描いたとき、もう少し風通しがよく、もう少し優しい、ひとりひとりの多様性が尊重される価値観が求められていくのではないかと想像したからです」と明かし、「富太郎をモデルに描く主人公、槙野万太郎。ありのままの生を見つめる明るい眼差しと、植物が光に向かうような生命力、そしてひたむきに何かを愛する心が、観てくださる方の『今日』を彩ることを願っています」とコメントした。
そして、主演の槙野万太郎役は神木に決定。神木は「人生でこんなに嬉しい事が起きるのかと驚きました。それと同時に長く深く誰かの人生を生きるという責任、とにかくひたすら一生懸命生きます。牧野富太郎さんの笑顔を見た時に、なんて素敵な優しい笑顔なんだ、こんなに純粋に屈託ない笑顔ができる牧野さんがすごく羨ましいな、と思うと同時に、優しさに包まれる気持ちになりました。僕も牧野さんみたいな素敵な笑顔が似合う人になれるように、また、観てくださる方が優しい気持ちに、そして、“笑顔”になっていただけるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします」と意気込んだ。
連続テレビ小説で男性が主演を務めるのは2020年前期の第102作「エール」の窪田正孝以来、7作ぶりかつ3年ぶりとなる。