土屋太鳳、フジ連続ドラマ初主演 4月放送「やんごとなき一族」で松下洸平と初共演
土屋太鳳が4月放送開始の木曜劇場「やんごとなき一族」(フジテレビ系、木曜午後10時)に主演し、松下洸平と共演することが分かった。土屋はフジテレビ系連続ドラマ初出演となり、木曜劇場初出演にして初主演。松下と共演するのは今作が初めてとなる。
脚本を「相棒」シリーズの神森万里江、演出を「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が担当
土屋太鳳が4月放送開始の木曜劇場「やんごとなき一族」(フジテレビ系、木曜午後10時)に主演し、松下洸平と共演することが分かった。土屋はフジテレビ系連続ドラマ初出演となり、木曜劇場初出演にして初主演。松下と共演するのは今作が初めてとなる。
今作は講談社「Kiss」で連載中の、こやまゆかり作の同名コミックが原作。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)されながらも、夫とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”だ。
下町育ちの主人公が嫁ぐことになったのは、江戸時代から400年以上続く名家で、不動産事業を手がけ莫大(ばくだい)な資産を有する一族。一等地に建つ豪邸に住み、一流の品々に囲まれ、華やかな宴(うたげ)を楽しむ……。しかし、誰もがうらやむ豪華絢爛(けんらん)な一族の栄華の影には、“嫁VS姑(しゅうとめ)”“本妻VS愛人”の戦いや後継者争い、いまだに残っている“男尊女卑”など、壮絶な試練の数々。そんな魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく一族にまっすぐに立ち向かう主人公によって、ワケあり一族の本当の姿が次々と暴かれていく。
今作の主人公・篠原佐都(しのはら・さと)演じるのは土屋。コミカルな役からシリアスな役まで、作品によって全く違う顔を見せる土屋が、自らの誇りや愛する家族を守るため逆境に立ち向かう主人公をどのように演じるのかに注目だ。
一方、佐都の夫となる深山健太(みやま・けんた)を演じるのは松下洸平。木曜劇場に出演するのは「知ってるワイフ」(2021年1月期)以来1年ぶりとなり、土屋とは今回が初共演。名実ともにいま日本で最も注目される俳優の1人である松下が、自らの家族の在り方を変えるため、主人公との夫婦の絆をもとに、二人三脚で奮闘する心優しき青年をていねいに演じる。
初共演の松下に土屋は「まるでさまざまな木が繁(しげ)る森のような方だと思います。演技や音楽などさまざまな活動をなさっているからか、佇(たたず)まいは静かなのに経験の豊かさが滲(にじ)み出ていらっしゃって、驚きました」とコメント。松下は「とても明るくて天真爛漫(らんまん)な雰囲気はあるのに、芯は強くて太い。そんな印象を受けました」と語っている。
「やんごとなき一族」は、現在「Kiss」(講談社)で連載中の同名コミックが原作。作者のこやまゆかりは、女性の等身大の視点と、時代を切り取ったストーリー展開、リアルな心理描写が多くの女性読者に支持されている。脚本を務めるのは、「相棒」シリーズ(テレビ朝日)を手がけた神森万里江。主人公の嫁ぎ先である大富豪一族の華やかさと、その中に秘めた泥臭さをリアルに描く。また、演出を務めるのは「コンフィデンスマンJP」シリーズや「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(20年7月期)、「イチケイのカラス」(21年4月期)など数々のヒットドラマを手がけた田中亮。医療ドラマからコメディードラマまで、幅広く手がける田中のこだわりの演出にも注目が集まる。