ロンブー淳、「政党対抗ボッチャ対決」を企画中 政治家、官僚との交流活性化目指す
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が1日、都内で行われた「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した。同アワードで人部門を受賞した淳は「芸能界という伝統を重んじる世界にいて新しいことをするとあまり認められたことがなかった。誰かが認めてくれてすごくうれしい」と喜んだ。
「Rethinkアワード2022」人部門を受賞
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が1日、都内で行われた「Rethinkアワード2022」表彰式に出席した。同アワードで人部門を受賞した淳は「芸能界という伝統を重んじる世界にいて新しいことをするとあまり認められたことがなかった。誰かが認めてくれてすごくうれしい」と喜んだ。
同アワードは、今までの視点を変えた取り組みによって社会に影響を与えた「人」「企業」「自治体」を顕彰する賞。淳は2021年3月に47歳で慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了し、「さまざまな視点で物事を考える先駆者である」ことが選定理由とされた。
タレントや司会、会社経営など多岐にわたる活動を行っている淳。現在はさまざまな人が交流する“秘密基地”を東京・池袋にある会社の空き倉庫で作っていると明かし、「サイバーボッチャというシステムを秘密基地に置いて、政治家の方や官僚の方がそこで意見交換をできる場所を作りたい」と野望を口にした。
秘密基地ではボッチャの大会を開くことも計画中で「政党別ボッチャ大会を企てています。今、2つの党はオッケーが出ているので、ほかの党を口説いている」と進捗状況を説明。「政治家の皆さんにボッチャというスポーツの楽しみを知ってもらって、広めてもらう形をとれたら」と目を輝かせた。
報道陣から自身の政治家転身の可能性について聞かれると、「政治には興味ある」としながら「政治家の方たちはもっと僕たちに近い存在でいていいと思っているし、政治家の方もそれを望んでいる。僕が政治家になる、ならないよりも、距離を近づける作業に力を使いたい」と話した。
さらに「でも、わかんないですよ。そこで交流が生まれて、口説かれて。『この政党から出ないか』と言われてその気になれば出る可能性もある。100パーセント否定はしないですけど、僕の思いとしてはそういう交流の場所を作りたい」と、将来的な政治活動の可能性について含みを持たせた。「早ければ今年の参議院選挙?」とツッコまれると、「全くないです」と笑い飛ばしていた。