テレビ東京系ドラマプレミア23「ユーチューバーに娘はやらん！」（毎週月曜、午後11時6分）の第3話が1月31日に放送された。企画・原作を秋元康が担当し、佐々木希がテレビ東京初主演を務める完全オリジナル作品で、33歳を迎える主人公がハイスペック＆安心安定のテレビ局員と、明日も分からない人生冒険の人気ユーチューバーの間で揺れるラブコメディー。

（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　平千紗（佐々木）は占いで「水色のカードが未来を左右する」と告げられて驚く。それは同窓会の招待状が水色だったからだ。父・総一郎（遠藤憲一）が不安になる中、風花（若月佑美）の後押しもあり、千紗は同窓会に向かうことに。

　同窓会では、女性同士のマウンティングや自分だけが取り残されている現実に直面。さらに元カレにも再会し複雑な感情になった千紗は、店に居合わせた榎本（金子ノブアキ）に「クラス会というか、公開処刑です」とこぼす。榎本は「承認欲求を満たして満足する側にはなりたくない」「だから千紗さんが落ち込む必要はない」と声をかけるが、「家族や応援してくれる人がいるおかげでなんとかやっている」という千紗の言葉がひっかかる。

　疲弊して帰ると、なぜか食卓にタックタック（戸塚純貴）の姿が。「いくら同じ釜の飯を食ったって、ユーチューバーに娘はやらんぞ」とけん制する総一郎。風花に「月にいくら稼いでいるのか」と聞かれたタックタックは「月に1000万円」と答え、周りを驚かせる。

　千紗はタックタックが動画の中で「恋をしている女性がいる」と告白したことに「やりすぎですよ」と言うが、「だって本当のことですもん」とサラリ。タックタックは「僕は挑戦した人だけが最高の人生が送れると思う」と力説し、クラス会でもやもやした感情を抱えてしまった千紗を「自分が最高だと思えたら最高の人生」「千紗さんの未来も絶対に変えられます」と励ます。

　第3話でテレビ局員、ユーチューバーとの三角関係が本格的にスタート。現実的な言葉をかける榎本と、抽象的でも力強い言葉で語りかけるタックタックの個性が浮き彫りに。視聴者は「タックタックが優勢」「タックタック派！」と物語の終盤でインパクトを残したタックタックに好印象を抱いている模様。

　しかし、千紗が話した「落ち込んでいたときに元気をもらったテレビ番組」に榎本が関わっていたことを匂わせる場面も。ユーチューバー・タックタック、テレビ局員・榎本とのそれぞれの関係はまだ進展しそうだ。