乃木坂46・岩本蓮加&宝田明“70歳年の差コンビ”ダブル主演作、4月1日に公開決定

アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加と宝田明がダブル主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(配給:東映ビデオ)の公開日が、2022年4月1日に決定した。

岩本蓮加(乃木坂46)×宝田明W主演「世の中にたえて桜のなかりせば」4月1日公開決定!【写真:(C)2021『世の中にたえて桜のなかりせば』製作委員会】
岩本蓮加(乃木坂46)×宝田明W主演「世の中にたえて桜のなかりせば」4月1日公開決定!【写真:(C)2021『世の中にたえて桜のなかりせば』製作委員会】

宝田明は2022年で芸能生活68周年を迎える大ベテラン

 アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加と宝田明がダブル主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(配給:東映ビデオ)の公開日が、2022年4月1日に決定した。

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 乃木坂46で活躍する岩本と、2022年で芸能生活68周年を迎える大ベテラン俳優・宝田が共演する本作。2人は“終活アドバイザー”として「終活屋」で働き、さまざまな境遇の人たちの終活を手伝う。また、余命いくばくもない宝田の妻役は、これまでも映画「燦燦~さんさん~」などで共演歴のある吉行和子が務め、本作を彩る。企画立案は宝田企画で、宝田明自らもエグゼクティブプロデューサーを務めている。監督は気鋭の若手・三宅伸行。主題歌「蒼空」は柔らかで温かみのあるハーモニーを奏でる2人組ボーカルデュオ「all at once」が担当し、プロデュースを亀田誠治が担当した。

 本作のタイトルである「世の中にたえて桜のなかりせば」とは、桜にまつわる詩からの引用。“桜の季節”と“終活”をテーマに、岩本と宝田の70歳の“年の差コンビ”が描く心温まるヒューマンドラマが完成した。

 ポスタービジュアルでは、制服姿の岩本が「ことしも生きて さくらを見ています」の言葉通り、穏やかな表情で桜を見上げている。背景には満開の桜が一面に写り、春の温かさも感じられる4月1日に決定した公開時期にぴったりなビジュアル
に仕上がっている。

 終活アドバイザーのバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本)は、一緒に働く老紳士・敬三(宝田)と共に、さまざまな境遇の人々の「終活」の手助けをしていく。咲は危険と隣り合わせの職業で、万が一のために家族に遺書を残そうとする者や余命わずかで思い出を残そうとする者たちに寄り添って「終活」のお手伝いをする日々を送っていた。

 そんな最中、咲の担任でかつて国語教師であった南雲は生徒からのイジメに遭い、教師をやめ自暴自棄の生活をしていた。咲はひきこもりの彼女の様子を見にたびたび家を訪れ、様子をうかがっていた。一方で、イジメの張本人の女子生徒を待ち伏せして自分の気持ちをぶつけたりもするが、彼女の中のやるせない気持ちは消えることはなかった。自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気で老い先短い妻(吉行)とかつて見た桜の下での思い出を語る。咲は敬三たち夫婦を励まそうと、敬三がかつて見たという桜の木を探しに出かけるのだが…というストーリーだ。

次のページへ (2/2) 【写真】「世の中にたえて桜のなかりせば」ポスタービジュアル
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