「パンケーキ食べたい」の夢屋まさる、慶大卒を機に3月で芸能界引退して就職 「社会人として新しい道で」
「パンケーキ食べたい」のフレーズで知られるピン芸人の夢屋まさる(23)が29日、自身のnoteとツイッターを更新し、今年3月をもって芸人を引退すると発表した。
慶応高在学中の16歳でデビュー 2019年元日「おもしろ荘」でブレーク
「パンケーキ食べたい」のフレーズで知られるピン芸人の夢屋まさる(23)が29日、自身のnoteとツイッターを更新し、今年3月をもって芸人を引退すると発表した。
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「この度、私夢屋まさるは2022年3月31日をもちましてサンミュージックを退所し、芸人を引退することをご報告致します。引退した後は、社会人として新しい道で頑張っていきたいと思います!」
夢屋は東京都出身で、お茶の水女子大付属小から慶応中学、慶応高校と歩み、慶大経済学部に進学。芸歴は高校在学中の16歳からで、2016年にデビュー。19年元日には日本テレビ系「ぐるナイ おもしろ荘」に出演し、ネタ中に連呼した「パンケーキ食べたい」で、一躍売れっ子になった。突然に始まった怒涛(どとう)の日々。夢屋は、この日に更新したnoteで当時のことを細かく振り返った。
「お正月だというのに、『パンケーキ』がTwitterのトレンドに入ったり、LINENEWSのトップになったり。何が起きているのか自分でもわからなすぎて、ただただ呆然としていました。その次の日からは、今までただただテレビで見ていた番組に呼んでいただいたり、プライベートで訪れていた商業施設のPRイベントに出させてもらったり、企業のCMをやらせてもらったり、映画の広報大使になったり、本を出版させてもらったり、各地に営業行かせてもらったり。生意気にも個室の楽屋で美味しいお弁当も沢山いただけて、帰りはこれまた生意気にもタクシーで帰らせていただく。信じられないことばかりであっという間に時間だけが過ぎていきました!有り難いことばかりです! 2019年の上半期ブレイクタレントランキングにランクインしたり、『パンケーキ食べたい人』の代名詞になったり、トムブラウンさんの殺す人代表になったりと、今になっても全て夢なのではないかと思います。将来、自分の子供に自慢しようっと!」
ブレークから3年。芸人活動は続けてきたが、所属のサンミュージックによると、夢屋は今春に慶大を卒業予定でこれを機に芸能界を引退し、就職して新たな道を歩むことになった。
また、夢屋は自身にとって最初で最後の単独ライブ「ルビンの壺」を3月27日に東京・ユーロライブで開催すると発表。公演に向けて「1年目からずっと練り続けたモノをやっと形にできる時が来ました!この日が最後の舞台になります!1年目からいつかはやろうと思っていたネタや構成、幕間企画など集大成に相応しいものを用意しましたので、是非ご来場下さい」と呼び掛けた。