TBS系ドラマ「妻、小学生になる。」（毎週金曜、午後10時）の第2話が28日に放送された。堤真一主演の同作は、芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融（むらた・やゆう）による同名漫画で、10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその妻が、思わぬ形で妻（母）と奇跡の再会をする物語。

（※以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　万理華（毎田暖乃）が貴恵（石田ゆり子）の生まれ変わりであると確信した圭介（堤真一）と麻衣（蒔田彩珠）。万理華に「18歳になったら結婚しよう」とプロポーズした圭介は、その日の会社帰りに万理華が同級生のタケル（川口和空）に告白されているところに遭遇し、動揺する。

　圭介が万理華にプロポーズしている姿を目撃していた謎の男は、貴恵の弟・友利（神木隆之介）だった。万理華が貴恵の生まれ変わりだとは信じられない友利は「正体を暴いてやる」と言い残してその場を立ち去るが、生前の貴恵と同じように万理華に鼻をつままれながら叱られたことが気にかかる。

　第1話から、顔が映らない形で出演していた神木。その役どころが明らかになると、視聴者も「まさかの神木くん」「やっぱり神木くんだった！」と続々反応。貴恵の弟という設定にも、「神木くんとゆり子さんが姉弟とはすばらしい」「石田ゆり子と神木隆之介が姉弟とかなにそれ　遺伝子強すぎない？」「ピッタリなほど雰囲気似てる！」と歓迎ムードだった。

　神木が演じる友利は原作にはないオリジナルキャラクター。アルバイトで食いつなぐフリーターで、生活は崖っぷちという設定だ。第2話の終盤では、万理華の後をつけていた友利が、万理華の母・千嘉（吉田羊）の怒鳴り声を聞いてしまう場面も。第3話では友利が怠惰な暮らしをしているアパートに訪れた万理華が、“姉”としてその尻をたたく……というシーンも描かれる。