20代女性の4割が風呂は「面倒」と回答 男性には“大衆浴場好き”の傾向も
“おうち時間”も増えた昨今、人々のお風呂に対する意識、普段の入浴状況はどのようになっているのだろうか。マーケティングリサーチ事業を行う株式会社クロス・マーケティングが、全国の20代~60代の男女1000人以上を対象に「お風呂に関する調査」を実施。20代女性の4割がお風呂を「面倒」と感じていることが分かった。
全国の20代~60代の男女1000人以上を対象に「お風呂に関する調査」を実施
“おうち時間”も増えた昨今、人々のお風呂に対する意識、普段の入浴状況はどのようになっているのだろうか。マーケティングリサーチ事業を行う株式会社クロス・マーケティングが、全国の20代~60代の男女1000人以上を対象に「お風呂に関する調査」を実施。20代女性の4割がお風呂を「面倒」と感じていることが分かった。
調査は1月21日~24日の期間、全国47都道府県の20~69歳の男女を対象にインターネットリサーチで行い、1100サンプルの有効回答を得た。お風呂に入ることについて、全体では「好き」が71.0%、「面倒」が29.0%という結果に。また、年代が上がるにつれ「好きで毎日入っている」割合が高くなる一方、20代女性は「面倒」と感じる割合が40.0%と突出して高いことが明らかとなった。
お風呂について好きな点では、「清潔を保てる」「身体の疲れ・緊張がほぐれる」「リラックスできる」「心身共に癒される」といった声があった一方、面倒に感じることでは、「浴室の掃除」「脱衣所・浴室が寒い」「排水溝の掃除」がトップ3を占めるなど、掃除に関する点がハードルとなっているようで、男性に比べ女性の方が面倒だと感じている項目が多かった。また、女性はヘアドライ・洗顔・メイク落としなど入浴時にやることも多く、お風呂は好きでも面倒と感じる要因となっているようだ。
銭湯・温泉入浴施設・サウナなどの大衆浴場を半年に1回以上利用する割合は全体で約4割。性別でみると男性は23.5%が「月に1回以上」利用しており、女性よりも高い結果となった。年代別では20代~30代は月1回以上と回答した割合が2割と、ほかの年代に比べて高かった。大衆浴場の好きな点では、「天然の温泉に入れる」「いろんな種類のお風呂に入れる」「普段できない楽しみ方ができる」がTOP3を占めた。「サウナ」は4位に続き、特に30代男性では好きな点の1位であった。