男性が「家事をしない理由」1位は? 5年前は「時間がない」…コロナ禍で変化も

1月25日は「主婦休みの日」。コロナ流行から約2年、長引くコロナ禍で“かくれ家事疲れ”となっている人も多い。パナソニック株式会社では、2017年より「30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査」を実施している。第5弾の今回は、21年4月16日~4月20日の期間、関東1都6県・関西2府4県に在住の30~49歳の既婚男女1346人を対象にインターネットで調査。男性が「家事をしない理由」にコロナ禍で変化があることが分かった。

家事分担をめぐるパートナーへの注意や注文はコロナ禍で増加傾向にある
家事分担をめぐるパートナーへの注意や注文はコロナ禍で増加傾向にある

関東1都6県・関西2府4県に在住の30~49歳の既婚男女1346人を対象に調査

 1月25日は「主婦休みの日」。コロナ流行から約2年、長引くコロナ禍で“かくれ家事疲れ”となっている人も多い。パナソニック株式会社では、2017年より「30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査」を実施している。第5弾の今回は、21年4月16日~4月20日の期間、関東1都6県・関西2府4県に在住の30~49歳の既婚男女1346人を対象にインターネットで調査。男性が「家事をしない理由」にコロナ禍で変化があることが分かった。

 共働き世帯の在宅勤務率は、コロナ禍1年目の2020年7月から大きく変わらず、男性が42.9%、女性が30.0%という結果に。1日のうち家事にかける時間は、男性が平日58.4分、休日72.7分、女性が平日115.5分、休日121.4分となった。2020年7月の前回調査と比較して、男女、また平日/休日ともに増加しており、平日では1日に10分前後、家事時間が増加している結果となった。

 家事時間が増える一方で、共働き世帯の夫婦間の家事分担比率をコロナ禍前の17年から時系列で見ると、男性視点では男性が約3%増、女性視点では女性が約2%減とわずかに変化が。21年では、男性視点で男性47.1%:女性52.9%、女性視点では男性22.0%:女性78.0%で分担していると感じており、コロナ禍前と変わらず男女間では家事分担の認識に差異があるようだ。

 家事については、コロナ流行を経て以前よりも「無理なく家事ができている」という回答が過半数も、家事ストレスや家事負担感については「増えた」が「減った」を上回る結果に。また、「家事の分担をめぐってパートナー間で注意や注文をすることがあるか?」という問いに対しては、男性から女性へは「ある」が71.8%、女性から男性へは「ある」が80.8%で、コロナ流行開始直後と比較すると、どちらも20ポイント以上増えていることが分かる。

 17年と19年の調査データを比較すると、共働き世帯の妻が専業主婦と同レベルの家事の質を目指している率は大幅にダウンする傾向に。一方で、家事の時短を工夫しても、「時間やゆとりができない」、「せわしないだけで、ちっとも楽になっていない」と回答する共働き妻も多く、家事の時短をしても空いた時間でついつい家事をやってしまう、やるべき家事の量が際限なくあってやってもやっても終わらない“無限家事地獄”の状態にあるという結果が見られた。

 パナソニックでは、以前から男性が家事をしない理由についてヒアリングを行っており、17年4月に行った調査で、男性が家事をしない理由の1位だった「時間がないから」は今年の調査では6位に下落、割合も57.4%から43.1%と大きくポイントを下げた。一方で順位を上げたのが「家事が好きではないから」で、2017年の9位から3位にランクイン、割合も38.1%から46.8%と大幅にアップしている。同じく「家事が苦手だから」「きちんとこなせる自信がない」「家事の仕方がわからない」という理由も上昇傾向が見られた。コロナ禍による在宅時間の増加で、男性が家事をする時間や機会が増えたものの、いざやってみると上手にできないことがわかり、それが苦手意識や家事嫌いに結びついているようだ。

 在宅勤務が主流になり、家事は家族ひとりひとりが協力しながら行うのはもちろんのこと、家電に任せて負担を減らしたいという傾向も高まっている。家事負担軽減、家事時間削減のために購入したい家電は1位が「食洗機」、2位が「ロボット掃除機」、3位が「洗濯乾燥機」となっており、「令和の“しない家事”三種の神器」となっている。

次のページへ (2/2) 【表】男性が「家事をしない理由」一覧、コロナ禍で家事への「苦手意識」が急増
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