日テレ桝太一アナ「自分にしかできない形で社会に貢献できることがあるのでは」 退社を決断

日本テレビの桝太一アナウンサーが3月末で同局を退社することを発表した。23日に放送された自身がMC務める「真相報道バンキシャ!」の番組冒頭で自身の口から報告した。また、コメントも発表し、「サイエンス・コミュニケーション」を学ぶため、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)へ就任することを明かした。

日本テレビの桝太一アナウンサー【写真:(C)日本テレビ】
日本テレビの桝太一アナウンサー【写真:(C)日本テレビ】

同志社大学助教へ転身も「バンキシャ!」は継続

 日本テレビの桝太一アナウンサーが3月末で同局を退社することを発表した。23日に放送された自身がMC務める「真相報道バンキシャ!」の番組冒頭で自身の口から報告した。また、コメントも発表し、「サイエンス・コミュニケーション」を学ぶため、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)へ就任することを明かした。

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 枡アナは、「科学の伝え方」を研究・実践するため、アナウンサーから大学の研究員へと転身することが発表された。科学を社会に適切に伝える方法について研究し、同時に自ら実践していく道へ進むという。

 コメントでは「どうすれば、もっと適切に科学を伝えられて、より良い社会に貢献できるだろう?」と日々、考えていたことを明かし、「伝え方ひとつで、もっと魅力的にできることもあれば、避けられたはずの誤解もあったと感じてきたからです。それを解決する手段の1つが、科学と社会をつなぐ『サイエンス・コミュニケーション』という学問分野です」と理由を説明した。

 そして、「40年のうち、科学好きとして学んできた前半と、伝え手として学んできた後半、その2つを組み合わせることで、今後もしかすると自分にしかできない形で社会に貢献できることがあるのではないか、と考えております」と今後の展望も明かしている。

 なお、「真相報道バンキシャ!」のキャスターは継続するため、4月からは、研究者とキャスターの二足のわらじを履くこととなった。

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