映画「ちょっと思い出しただけ」（2月11日公開）の東京プレミア上映会が23日、東京都内で行われ、主演の池松壮亮と伊藤沙莉、「クリープハイプ」の尾崎世界観、松居大悟監督が登壇した。

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　今作は、尾崎がジム・ジャームッシュ監督の映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲をもとに松居大悟監督が池松×伊藤をダブル主演に迎えて書き上げた完全オリジナルラブストーリー。21年の第34回東京国際映画祭ではコンペティション部門に選出され、観客賞とスペシャルメンションをW受賞し、映画ファンから支持を集めた。

　撮影の待ち時間に伊藤となにを話していたのか問われた池松は「これ、言ってもいい？」と小声で伊藤に確認。そして、「伊藤さんって妖精らしいんですよ。知ってます？」と突然暴露し、会場がどよめいた。

　伊藤から、自身が妖精であることを聞かされたという池松。「それを聞いて、なんて返せばいいのか分からなくって。信じたほうが話が盛り上がると思って……」と話すと、伊藤は「信じてくれていると思ったのに」と唇をとがらせた。

　伊藤は「占い師さんに『あなたは人間ではない』『妖精です』と言われたんです。響きがかわいかったし、友だちにも『言われてみれば人間ではないのかも』と言われて」と発言の真相を明かし、「（池松は）『ごめんね、気づかなくて』という感じだった。受け入れてもらえたと思ったのに」と肩を落としていた。