佐藤二朗、16歳・伊東蒼の才能を絶賛「モンスターというか怪物」 圧巻の演技力に脱帽

俳優の佐藤二朗が22日、自身が主演を務める映画「さがす」(片山慎三監督/21日公開)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

伊東蒼(左)と手紙を読む佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】
伊東蒼(左)と手紙を読む佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】

片山監督も「理解力が早い」と絶賛

 俳優の佐藤二朗が22日、自身が主演を務める映画「さがす」(片山慎三監督/21日公開)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

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 この日の舞台あいさつには「指名手配中の連続殺人犯を見た」と言って姿を消した原田智を演じた佐藤と、消えた父を探す智の娘・楓を演じた伊東蒼、そして片山慎三監督が登壇。トークショーを行った。

 佐藤は伊東について「この年齢であの芝居の感性と技術。僕からしたら怪物としか言いようがない」と絶賛。「本当にモンスターというか、怪物。1日一緒に撮影しただけで『えらいのがいるな』って」と16歳の若い才能に脱帽していた。

 片山監督も「理解力が早い。自分がこうしてくださいと言ったことを的確に修正して、演技できるところがすごい」と賛同。佐藤も「柔らかく、すぐ変えられるところが俳優の大事なところだよね」とうなずいた。

 片山監督が手紙で直接佐藤をオファーしたことがきっかけで実現した同作。公開を記念し、佐藤からキャスト陣、片山監督に手紙のサプライズが。伊東には「小さな怪物のこれからが本当に楽しみ」と言葉を贈り、「『おかえりモネ』で演じた石井あかり役、とてもよかったですよ」とねぎらった。

 伊東のほか、この日は登壇しなかった清水尋也、森田望智も「おかモネ」メンバー。佐藤は片山監督に「『おかえりモネ』のことばかり言ってごめん」と謝りながらも「『おかえりモネ』を演出するときはどこかに俺をキャスティングして。モネになる準備はすでにできています」と締めくくっていた。

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