女優の植田雅が主演を務める映画「階段の先には踊り場がある」が、3月19日から池袋シネマ・ロサほか全国公開されることが決定した。同時に公式ホームページ、予告編、キービジュアル、場面写真が公開された。

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　本作は大学生の初々しい恋愛と、常に円満とはいかない人間関係の難しさ、そして夢に向かう希望と挫折をくすっと笑えるユーモア交えて描いた作品。脚本・監督を務めた木村聡志は、2018年に初の長編映画「恋愛依存症の女」で劇場デビューを果たし、同年池袋シネマ・ロサのレイトショー動員記録を樹立、19年には凱旋（がいせん）アンコール上映を達成した。今回、「階段の先には踊り場がある」の上映に先駆け「恋愛依存症の女」が池袋シネマ・ロサで2月12日からリバイバル上映されることも決まった。

　主人公・ゆっこを演じる植田は、21歳の新人女優だ。映画「別に、友達とかじゃない」（20年）で主演を務め、本作で長編映画主演は2度目となる。木村監督は「彼女は繊細で無色透明。と同時に何色にも変化する力強さを感じる」とその演技に注目している。先輩役には映画「うみべの女の子」（21年）、「シチュエーションラヴ」(21年)など話題作への出演が続く俳優でモデルの平井亜門。思わせぶりでちょっぴりクセのあるキャラクターに挑んでいる。さらに、多部役には19年度キネマ旬報新人女優賞ノミネートや映画「猫は逃げた」（22年）、「よだかの片想い」（22年）の出演など評価が高まる手島実優、滝役には「佐々木、イン、マイマイン」（20年）の出演ほか注目を集める細川岳、港役には19年ミスiDファイナリスト「VOCE賞」、「フェアプレー賞」ダブル受賞などモデル・役者として活躍する朝木ちひろが出演する。

　また、本作は、レプロエンタテインメントが製作する映画企画“感動シネマアワード”内の1作品でもある。