【修斗】LDH所属の新星・宇佐美正パトリック、右4連発で1RKO! デビューから3連勝
格闘技イベント「プロフェッショナル修斗2022 開幕戦」(2022年1月16日、後楽園ホール)第8試合(ライト級、5分×3R)
格闘技イベント「プロフェッショナル修斗2022 開幕戦」第8試合
格闘技イベント「プロフェッショナル修斗2022 開幕戦」(2022年1月16日、後楽園ホール)第8試合(ライト級、5分×3R)
宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)が菅原和政(マスタージャパン福岡)を右フックでマットに沈めた。1RでKO勝利を収め、プロデビューから3連勝を飾った。
どの打撃も強烈だ。1R序盤、宇佐美は強烈な右のハイキックから主導権を握った。菅原のローキック、ストレートも難なくかわす。遠い間合いでは、ボディーへの前蹴りを繰り出すなど多彩な攻撃を見せた。
リードボディーアッパーカットなど腹への攻撃も放ち、相手を守勢に追い込んだ。そして1R終了間際、カウンター気味の右フックで相手をダウンさせると、追撃の右4連打でフィニッシュした。
試合後、宇佐美は「あけましておめでとうございます。前に試合したとき、自分で納得いく試合ができなかった。すぐにまた試合があってKO勝ちできて良かった。僕の大先輩が次くるんでそれを見てから、気持ちよく帰っていただければと思います!」と、LDHの先輩でもある中村倫也へとつないだ。
21歳の宇佐美はジュニア時代は空手。高校ではボクシングでアマ6冠を達成している。世界ユースでも銅メダルの実績を持つ。
LDH主催「FIGHTER BATTLE AUDITION」の様子を追いかけた密着番組ABEMA「格闘DREAMERS」でも注目を集めた逸材。昨年9月の修斗でプロデビュー、2019年ライト級新人王のヨシ・イノウエ相手に強烈な左アッパーカットを繰り出し1RTKO勝利を収めていた。また、11月のプロ2戦目では野村駿太との壮絶な打ち合いを制し、判定で2勝目を手にしていた。