北原里英、中国語での演技「あんなに出番があるとは思わなくて」 共演者は称賛
女優の北原里英が15日、都内で行われた映画「安魂」初日舞台あいさつに、メガホンをとった日向寺太郎監督、本作の企画を担当した詩人の田原氏とともに出席した。
舞台上で流ちょうな中国語であいさつ 日本人留学生役を熱演
女優の北原里英が15日、都内で行われた映画「安魂」初日舞台あいさつに、メガホンをとった日向寺太郎監督、本作の企画を担当した詩人の田原氏とともに出席した。
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ベルリン国際映画賞の金熊賞受賞した映画「香魂女 湖に生きる」の原作者である周大新(チョウ・ターシン)による同名小説が原作。同氏が一人息子に先立たれた実体験をもとに執筆した作品で、我が子に先立たれた社会的名誉と地位を手に入れた著名作家・唐大道の“心の再生”を描く。
本作に日本から唯一出演した北原は、日本人留学生・星崎沙紀を演じた。中国語での演技に挑戦しており、「せりふも多く大変でしたが、やりがいがありました」と充実の笑顔。「皆さんに会えてうれしい」と、流ちょうな中国語であいさつした。
北原のキャスティングについて、日向寺監督は「日本人が1人しか出ないので存在感がある方じゃないとできない。世話好きで好奇心を持っているけど、それが嫌味にならないキャラクターがぴったり」と明かすと、北原は「うれしい!」と感激。「最初お話いただいたときはあんなに出番があるとは思わなくて。本当におせっかいな役で関係ないくせにめちゃくちゃ頭突っ込んでいるんですよ」と語った。
この日、唐大道役のウェイ・ツーと、降霊術者である張爽役のルアン・レイインが中国からオンラインで舞台あいさつに参加。ルアンが「北原さんは努力していた。撮影現場で一生懸命、ずっと中国語を覚えていた。実際外国人にとって中国語の習得は大変。でもほとんど失敗せず上手に演じていました」と北原を絶賛。北原は「ルアンさんには助けてもらいましたし、たくさん教えてもらいました」とお互いに感謝していた。