AKB48小栗有以&本田仁美「大逆襲ができたら」 新成人の主力2人、“前のめり”な決意
アイドルグループ「AKB48」が、早くも2022年の反転攻勢を仕掛けている。今月、ともに20歳で4月で活動9年目を迎える小栗有以と本田仁美がMCを務める特番(テレビ東京系)が組まれ、新たなグループのレギュラー番組(同)の放送もスタート。昨年にNHK紅白歌合戦に2年連続で落選し、日本レコード大賞を逃した悔しさを味わったグループは、再起を誓ってエンジンを加速させている。「大逆襲」について、主力メンバーの小栗と本田を直撃した。
MC特番&グループの新レギュラー番組で“反撃”開始 「『他とは違う』部分を見せていきたい」
アイドルグループ「AKB48」が、早くも2022年の反転攻勢を仕掛けている。今月、ともに20歳で4月で活動9年目を迎える小栗有以と本田仁美がMCを務める特番(テレビ東京系)が組まれ、新たなグループのレギュラー番組(同)の放送もスタート。昨年にNHK紅白歌合戦に2年連続で落選し、日本レコード大賞を逃した悔しさを味わったグループは、再起を誓ってエンジンを加速させている。「大逆襲」について、主力メンバーの小栗と本田を直撃した。(取材・文=吉原知也)
「進化し続けるAKB48を見せたいです。大逆襲ができたらいいなと思っています」。本田は、テレビ東京スタジオでの特番の収録後、力強い口調で語った。
2人がMCを務めたのは、16日午後4時30分から放送される特番「世界!灯り発見」だ。“深夜に灯りがついているところでは誰が何をやっているのか”をテーマに、真夜中から夜明けまでの間に、街ロケを通して訪ねていく。“アポなし取材”の現場リポーターはAKB48のメンバーが担当した。お笑いコンビ「マヂカルラブリー」(野田クリスタル、村上)がMC、お笑いコンビ「オードリー」春日俊彰がゲストでスタジオ参加した。
照明を落とした広いスタジオで、出演者はスポットライトが当たる席に座り、ロケVTRを見ながら感想を口にする形で進行。驚きと笑い声が響き、終始アットホームに収録が進んだ。小栗は「AKB48が番組MCを務めさせていただくのは久しぶりだったので、みんなの思いを背負ってやりました。収録ではいい意味でMCという感じはなく、マヂカルラブリーさんも春日さんも一緒になって話をしてくださって、リラックスして臨めました」と振り返った。
番組のロケでは、AKB48の本来の持ち味でもある“雑草魂”が垣間見えた。首都圏8か所の街で、メンバー1人が午前0時からロケを開始。一度断られても粘って取材交渉をしたり、人見知りの性格でも意を決して声をかけたり…。中には、歩き通して靴ずれになるメンバーも。年末の寒波にも耐えながら体を張ってリポートするメンバーの姿に、自身も横浜ロケで奮闘を見せた小栗は「ロケ前はすごく楽しみでわくわくしていたのですが、やってみるとなかなか見つからず、難しくて…。めげずに頑張っているメンバーの姿はかっこよかったです。それに、何事にも挑戦し、何でもやるという精神をみんなが持っていることを再確認できました」と実感を込めた。
本田は今回ロケに行く機会はなかったが、「みんなが頑張っている姿を見て、やっぱりAKB48は何でも全力で取り組むんだな、ということを感じました。メンバーが訪ねた場所の皆さんが優しい方々ですごくありがたかったです」としみじみ。2005年12月に秋葉原・AKB48劇場での観客7人の初公演から始まり、グループ全体で地道に成長を重ねてきた。活動17年目に突入した今でも、ひたむきさは変わらない。