俳優のディーン・フジオカが企画・プロデュースを手がけ、主演も務めた映画「Pure Japanese」（1月28日公開）の完成披露舞台あいさつが12日、都内で行われた。ディーンは「新しいフィルムメイクと向き合えるフレッシュな感動を噛みしめながらここにたどり着くことができました」とあいさつした。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV（JAF Mate Onlineへ）

　同作は、過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公・立石（ディーン）が、両親のいない孤独な女子高生（蒔田彩珠）を救う中で別の一面を見せていくという物語。

　企画の発起人でもあるディーンは「言い出しっぺなので、責任を持って最後までやりとげるのは自分の責任。素敵な出会いにめぐまれて、多くの人の手によってこの作品がこういう形になった」と公開を前に感無量の様子。舞台あいさつに駆け付けたファンを前に「皆さんにここに来ていただいたことも、自分にとっては仲間、同志みたいな気持ちです。そうやってピュアに心から思える経験をさせてもらえてよかった」と喜びを爆発させた。

　劇中では激しいアクションシーンにも挑戦。共演した坂口征夫からは撮影中に「当ててもらわないと困る」と言われたことを明かし、「自分にとってすごい安心感でした」と感謝した。同席した松永大司監督からは「ディーンさんの身体はすごい」と明かされ、坂口もディーンとの初対面時に「ディーンさんってこんなにでかかったっけ、と思った」と告白。肉体美を絶賛されたディーンは終始はにかんでいた。

　企画からアクションまでを務めたディーンを、松永監督が「ディーンさんは日本のトム・クルーズ。そういう存在の人が出てくるべき」と評すると、会場からは拍手が。ディーンは「記者の皆さん、これは『いいタイトルもらったな』という感じじゃないですか」と照れ隠しをしながらも、「トム・クルーズさんの規模感ははるかかなたですけど、地道に一歩ずつ。ピュアな精神でいい作品作りをやっていけたら」と意気込んでいた。

　舞台あいさつにはディーンのほかに蒔田、坂口、松永監督が登壇した。