俳優の藤原竜也が11日、都内で自身が出演する映画「ノイズ」（1月28日公開）のジャパンプレミアに登壇した。

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　今作は集英社「グランドジャンプ」で2017年から20年に連載された筒井哲也によるコミック「ノイズ」を映画化したもので、主人公たちが凶悪犯を誤って殺してしまい、死体を隠すところから始まるという新感覚サスペンス。この日のジャパンプレミアには藤原、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、広木隆一監督が出席。一般の観客の前で、トークショーを行った。

　質問が書かれてあるカードをめくり、回答するコーナーでは「この場を借りて藤原さんに聞いてみたいことは？」というお題が。黒木から「撮影に入る前に気を付けていることは？」と問われた藤原は「1冊の台本があったら、7割8割のセリフを入れていく」とこだわりを明かし、「いっぱいいっぱいになるのがイヤ。前日にその（翌日の）セリフの準備だけはしていくようにしている」と説明。

　さらに伊藤からは「いつも緊張せずサラッと長いセリフを言われているので」と「人生で一番緊張したシーンは？」と質問が飛んだ。藤原は今作中で自身が演じるいちじく農家にテレビ撮影が入るシーンを挙げ、「監督からの改訂稿（追加の台本）が、演出部のミスなのか、15分前まで僕の手元に届かなかった」とハプニングを告白。「15分でけっこう難しい話をしているので、それが一番緊張しました」と苦笑いを浮かべていた。