年間200大会、1300試合を実況 “鉄のノド”持つプロレス実況アナがたどり着いた境地

リングサイドにいつもいる? 村田晴郎アナから目が離せない【写真:村田晴郎アナ提供】
リングサイドにいつもいる? 村田晴郎アナから目が離せない【写真:村田晴郎アナ提供】

喉のケアで「心掛けているのは普通の水でのうがいぐらい」

 テレビ局に加えて配信番組が立ち上がり、担当する団体も増えた。昨年には東京ドームの実況席(新日本プロレス7・25決戦)に座った。「とうとう僕もと、感慨深かった」と表情が緩んだ。

 連日の実況で喉が心配になるが「3回、喉を潰している。たばこも今は電子たばこにしているが、吸っている。心掛けているのは普通の水でのうがいぐらい。ただ、学生時代にバンドでボーカルだったし、声優養成所で徹底的にボイストレーニングに励んだことが良かったかも」と苦笑い。いずれにせよ、生まれついての「鉄のノド」といっていいかも知れない。

 スーパー・ストロング・マシンのファンクラブ会員番号2番(1番は創設者のお子さん)だったように、プロレス大好きだった。現在の状況は楽しくて仕方ないはず。

 プロレス実況を始めで20年以上。今後も“鉄のノド”村田アナの実況に注目だ。

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