「バレない浮気はない」梅沢富美男が指南 上手な浮気の終わらせ方「嫌われるのが一番」
「梅沢富美男劇団 梅沢富美男特別公演 泉ピン子特別出演」も開幕
舞台でも年に1回ぐらいは100点満点と思う芝居ができることもある。「歌も踊りも最高だったと思うと、お客の方が褒めてくれてないんですよ。オーラを出しすぎて、疲れてしまうんだと思う。お客さんがふっと息がつけるくらいの方がいいんだと思う」。
舞台公演はコロナ禍で一時止まったが、テレビでは引っ張りだこ。「いやあ、ありがたいことだね。だって、僕はレギュラーを取れなかったんですよ。いつもは劇場がありましたから、全部断ってきたので。これでも4本ぐらいに絞っています。ほかにもいろいろ番組もあるし、テレビCMもある。どうして、こんなに需要があるのか、分からないけど、俺みたいなタレントも1人は必要だと思いますよ。うちの娘は30歳と25歳ですけども、こんな長く父親として家にいたのも初めて。ネットニュースには、梅沢富美男が広島のちゃんこ鍋屋にいた、とか目撃情報が載っていましたが、行ってませんから!」。
6日からは「梅沢富美男劇団 梅沢富美男特別公演 泉ピン子特別出演」(明治座、24日まで)が開幕した。「新春公演は役者の花。歌舞伎座よりも客を入れたいと思っています。今回は花道を取っ払って、たくさん入ってもらうんです。ただ舞台から客席を見ると、結構変な感じなんですよね。全員マスクしているんで、暗い中で白いものが浮かび上がって見えるんですね」。今後も、70点主義をモットーに大暴れしてくれそうだ。
□梅沢富美男(うめざわ・とみお)1950年11月9日、福島県生まれ。大衆演劇のスター・梅沢清と竹沢龍千代の5男として、1歳7か月で初舞台を踏む。以後、極貧の小学生時代を経て、15歳のとき本格デビュー。その妖艶な女形で「下町の玉三郎」の異名をとる。82年、TBS「淋しいのはお前だけじゃない」の準主役に抜てきされてブレイクし、持ち歌の「夢芝居」は累計50万部を超える大ヒットに。「プレバト!!」「バラいろダンディ」「梅沢富美男と東野幸治のまんぷくメシ!」「トリニクって何の肉!?」ほかレギュラー番組多数。