北村匠海、年始は「実家に帰って飲み正月でした」 2022年の抱負は「かにみそです」
俳優でダンスロックバンド「DISH//」の北村匠海が8日、都内で行われた主演映画「明け方の若者たち」公開記念舞台あいさつに登壇。黒島結菜、井上祐貴、原作者のカツセマサヒコ氏、松本花奈監督も登場した。
撮影を振り返りしみじみ「同世代で作れたという思い出が大きい」
俳優でダンスロックバンド「DISH//」の北村匠海が8日、都内で行われた主演映画「明け方の若者たち」公開記念舞台あいさつに登壇。黒島結菜、井上祐貴、原作者のカツセマサヒコ氏、松本花奈監督も登場した。
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冒頭で北村は「たくさんいろいろな感想だったり、思いみたいなものが届いているのですが、この映画は僕らの手を離れてしまったんだなという寂しさを、今日ちょっと実感しております」と感慨深い様子で語った。
同作はツイッターでの“妄想ツイート”が話題となり、10~20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセ氏による青春恋愛小説が原作。主人公の“僕”(北村)が、学生最後の飲み会で出会った“彼女”(黒島)に恋に落ち満たされる一方で、社会人になり夢と現実の狭間でもがき苦しむ姿を描く。
撮影を振り返り、「同世代で作れたという思い出が大きくて、大学の映画サークルの自主映画を作っていた感覚。何度も何度も明け方を見ながら撮影して、あっという間に終わった印象です」と振り返った。
また、松本監督と共演歴があり、「震災で日活の撮影所に子どもたちだけで過ごした仲間とやっと念願がかないました。下北で偶然会って『やれたらいいね』と話はしていたので、感慨深い。監督としている姿を見て誇らしいです」と、しみじみ。
さらに、年末年始の過ごし方については、「年末は大規模な歌合戦に参加していました。年始は実家に帰って、飲み正月でした」と報告。新年の抱負については「いっぱい失敗できたら。昨年、役者としてもバンドとしても得たものが大きかったので、ここで1回立ち止まって、1年ないしは2年かけて。抱負としては、地味めにいきます。人の言葉だったり、自分でも調べて今一度学び直さないと10年後20年後、中身がない人間になりそうなので……。身のぎっしり詰まったかにみそみたいな。2022年はかにみそです」と宣言した。