岡田奈々の背中から学んだコト STU48キャプテン今村美月が挑む“こだわりの2022年”
岡田奈々の背中から学んだ「表舞台に立つ」ための心構え
――STU48の初代キャプテンで、1期生の岡田奈々さんが7thシングル「ヘタレたちよ」の活動をもって兼任解除となることも発表されています。
「奈々さんは兼任解除のお話を先に伝えてくださいました。STU48号がなくなって、STU48としての不安もあるなかで兼任解除を聞いて、さらに不安が積み重なった感じがしました。でも、奈々さんは『同じ48グループだから』と言ってくださって、離れていても私たちを見守ってくださるんだろうな、と。奈々さんに助けられたメンバーはたくさんいると思います。たとえ交流の場が少なかったとしても、奈々さんのほうから2期生のメンバーにもたくさん話しかけていらっしゃいました。『AKB48の岡田奈々さん』という存在は、2期生にとっても大きな刺激になったと思うし、壁を感じさせない素敵さがあります」
――岡田さんから学んだことは?
「たくさんありますが、今まで一緒に活動してきた1期生・ドラフト3期生は、レッスンに臨む姿勢、表舞台に立つためにどのようなことをすべきなのか、奈々さんが見せてくださってきた背中をずっと見てきました。それを2期生や、これからSTU48に入ってきてくれる子たちにも受け継いでいけたらいいなと思います」
――今年は「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会に初めて出場します。
「歌唱力No.1決定戦は、奈々さんも含めてSTU48から6人(池田裕楽、今村、岡田、小島愛子、清水紗良、矢野帆夏)が決勝大会に出ます。前回は(応援メンバーとして)応援席から見ていて、緊張感も伝わってきました。私は審査員推薦枠で選んでいただいて上がることができたので、自分のベストを尽くすなかで成長していきたいですし、メンバーみんなの持ち味が生かせる大会にできたらいいなと思います」
――今村さんは小さい頃から歌とダンスを習ってきましたが、自分の歌の特徴をどのように捉えていますか?
「スクール時代、歌もダンスも突出したものがなかったと感じていて、歌に自信があるわけではありませんでした。でも、(コロナ禍の)外出自粛期間で筋トレにハマって腹筋をたくさんしたら、久々にボイトレに行ったときに、声量・歌声の圧が上がったと言ってもらえました。公演でも『誰よりも楽しそうにパフォーマンスしているね』とファンの方に言っていただけるので、自分が楽しんで歌っているところを魅力に感じてもらえて、決勝大会に行けたのかなと思います」