「ウルトラマンZ」平野宏周、ヒーローを演じる上で大切なのは「うそをつかないこと」
ヒーローを演じる上で大切にしていること
――俳優としてのターニングポイントは?
「やっぱり『ウルトラマンZ』です。僕は役者としてヒーロー役からスタートしたくてオーディションを受けたんです。撮影当初はその自信とは反対に自分の実力のなさを痛感する毎日でしたが、先輩俳優さんやスタッフさんからヒーローとは何か、座長はどう立ち振る舞いをするべきかをそこで学ばせていただきました」
――具体的にどんなことを学びましたか?
「制作スタッフさんや技術さん(カメラ、音声、照明など)といった撮影現場にいるすべてのスタッフさんといつもコミュニケーションを取って、こういう状況のときにどんな表情や動きが欲しいかを常に考えながら演じることを学んできました。そのきっかけの1人がヘビクラ ショウタ役(=ジャグラス ジャグラー)の青柳尊哉さんで、周りの気配りや気さくに誰とでも何気ない会話を交わしたり、座長として一つにまとめていくための行動や言動といった撮影現場での一挙手一投足を間近で拝見しながら、どうやったらお芝居や撮影がより良い形で進行していくのかを学びました」
――昨年末には「ウルトラヒーローズEXPO」への出演を果たし、3月公開の映画「ウルトラマントリガー エピソードZ」の出演も発表されました。SNSでもふたたびハルキに会えると盛り上がっています。改めてヒーローを演じる上で大切にしていることを教えてください。
「うそをつかないことですね。僕自身ヒーローになれるような生き方なんてしてこなかったですが、子どものころから間違ったことをしたら素直にごめんなさいって言える人でありたいとずっと思って生きてきました。先日『ウルトラヒーローズEXPO』に出演して、子どもたちのキラキラした目を見た時にみんなの前では絶対にうそはつきたくないって改めて思いました。決してきれいなところだけを見せるのがヒーローじゃない。うそをつかずに自信を持って生きていくことが大切なのかなって思っています」
――平野さんの子どものころのヒーローは?
「3つ年上の兄ですね。子どものころはプロ野球選手になるんじゃないかっていうくらいうまくてあこがれでしたし、そんな兄の弟ということで助けられたこともたくさんありました。一方で野球以外で兄を追い越したいという思いもあって今こうやって役者をやっていますので」
□平野宏周(ひらの こうしゅう) 1999年4月1日生まれ、神奈川県出身。2016年からEテレ「Rの法則」のレギュラーを務め、CM、ドラマ、映画などで活躍。20年、「ウルトラマンZ」の主人公ナツカワハルキ役を熱演。21年、LINE NEWS VISION 実写版ドラマ「クロエの流儀」向井秋人役で出演。22年1月10日、NHKよるドラ「恋せぬふたり」(総合、10日午後10時45分~)第1話ゲスト出演。2月、Reading Drama「5 years after」ver.8を開催。
平野宏周公式サイト
https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/hirano_koshu/
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平野宏周出演
優里「ベテルギウス」Official MV
https://www.youtube.com/watch?v=cbqvxDTLMps
3名の役者によるReading Drama
「5 years after」ver.8 ~ファイブ・イヤーズ・アフター~
日程:2月1日(火)~3日(木)
会場:赤坂レッドシアター
出演:南 圭介 平野宏周 坂垣怜次
公式HP:https://no-4.biz/5yearsafter/ver8/