【新日】オカダ・カズチカが絶叫 IWGP世界ヘビー級王座奪取 創立50周年の“顔”に
「50周年イヤーまだ始まったばかりです」1・5東京ドームで初防衛誓う
オカダは4代目IWGPヘビー級ベルトをリングに置き、「ありがとうございました!」と一礼。“お別れのセレモニー”を終え、IWGP世界ヘビー級ベルトを腰に巻いた。
5日の東京ドーム大会では、ウィル・オスプレイとの初防衛戦に臨む。試合後、そのオスプレイが自作のIWGP世界ヘビー級王座を手にリングに上がり、マイクで宣戦布告した。オカダは、オスプレイが去ると、「みなさん、あけましておめでとうございます!」とあいさつ。「3つ言わせてください。1つ、鷹木さん、あなたは本物のチャンピオンでした。今日、本物の闘いができました」と、まずは鷹木を称えた。
そして「2つ、自分勝手にIWGPヘビー級4代目のベルトを取り出して、もやっとした気持ちにさせてしまったかもしれませんけど、新日本が50年続いたのはIWGPヘビー級があったからだと思っています。でも、このIWGP世界ヘビー級ができてみんなが感謝をすることがなくお別れをしてしまうのが自分の中でもすごい歯がゆくて。今日、東京ドームという場所で感謝の拍手をしてもらって、しっかりお別れができたと思います。IWGPヘビー級のベルトにもう一度、拍手をお願いします」と、IWGPヘビー級王座への敬意を改めて示した。
最後は「3つ、特にありません」と笑いを取りつつ、オカダなりの50周年への思いを吐露。
「明日もタイトルマッチ決まりました。50周年イヤーまだ始まったばかりです。本当に新日本プロレスは素晴らしい団体で、素晴らしい闘いをお届けしていきますのでよろしくお願いします! そして今日は本当にたくさんのご来場ありがとうございました。コロナという大きな敵と闘っていますけど、コロナに勝ちにいきましょう。来年の1・4はこの東京ドームを超満員にします! それを50周年の節目にしたいと思います」と絶叫し、初防衛を誓った。
1・5決戦で「真の王者」を主張する刺客を黙らせ、オカダは盤石の体制を築いていく。