【新日】エース・棚橋弘至が怒りの大暴走 KENTAに竹刀を振り下ろし反則負け

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」(2022年1月4日、東京ドーム)

棚橋弘至がまさかの暴走ファイトで反則負け【写真:山口比佐夫】
棚橋弘至がまさかの暴走ファイトで反則負け【写真:山口比佐夫】

「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」第2試合

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」(2022年1月4日、東京ドーム)

 5日の東京ドーム大会のIWGP USヘビー級選手権ノーDQマッチで王者・KENTAに挑戦する棚橋弘至がまさかの暴走ファイトを繰り広げた。

 棚橋は田口隆祐、ロッキー・ロメロを、KENTAは石森太二、エル・ファンタズモのバレットクラブを率いて6人タッグで激突した。

 棚橋は序盤、場外でKENTAの鉄拳連打、鉄柱攻撃を受けてもん絶。戦闘不能状態となる。リング上では田口が狙い撃ちされる。

 ようやくリングに戻ると、KENTAにフライングフォアアーム、ドラゴンスクリューをサク裂。反撃ののろしを上げたかに見えた。

 しかし、レフェリーが不在になると、KENTAは竹刀を持ち出す。棚橋は激しく殴打され、のたうち回った。

 これで、エースの理性が壊れたのか。竹刀を奪った棚橋はKENTAを殴打。レフェリーは試合を止め、8分40秒、棚橋の反則負けとなった。

 試合終了のゴングが鳴り響いても、怒れる棚橋は止まらない。KENTAの背中に竹刀を振り下ろす姿は、一騎打ちへの序章のようだった。

 5日の試合は、反則裁定、リングアウト裁定なしの完全決着ルール。「一生分の反則をします」と話していた棚橋に狂気が宿り始めた。

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