【RIZIN】元刑事の48歳、関根“シュレック”秀樹が涙のRIZIN初白星「死んでもいいと思ってやった」

元刑事という異色の経歴を持つ、関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)がシビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)に2回2分9秒、グラウンドパンチでTKO勝ち。48歳が涙のRIZIN初勝利を飾った。

RIZIN初白星、関根“シュレック”秀樹 48歳の涙【写真:山口比佐夫】
RIZIN初白星、関根“シュレック”秀樹 48歳の涙【写真:山口比佐夫】

「Yogibo presents RIZIN.33」第9試合

格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)MMA特別ルール(120キロ、5分×3R)

 元刑事という異色の経歴を持つ、関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)がシビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)に2回2分9秒、グラウンドパンチでTKO勝ち。48歳が涙のRIZIN初勝利を飾った。

 衝撃的な決着だった。1Rは劣勢だった関根。2Rは一転、攻勢に出た。グラウンドに持ち込むと、191センチ、108キロのシビサイの上から鉄ついを続けてたたき込み、レフェリーストップ。出し尽くしたか、試合後はキャンバスに大の字になった。

 下馬評はシビサイ有利だった。番狂わせでのRIZIN初勝利。試合後の会見では「僕にとってはゴールであり、死んでもいいと思ってやったから……、勝てたのかもしれません」と涙を流した。

 そして勝因については「まず1つはいろいろな人の応援です。師匠のマルキーニョスが秀樹は強い。自分を信じて、大みそかだから死んでもあきらめるな。心さえ保てば最強だからと、言ってくれました。自分は病気もあって、体の不調もあるし、1か月に1度以上は血液検査もして、何度も病院に行かなきゃいけない体です。同じ境遇の人に何かを与えられたら」と言葉をつないだ。

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