「ありがとう 大好きだよ」アミューズの若手俳優の競演!ハンサムライブ15周年 後編

芸能事務所アミューズの若手俳優たちによる恒例のファン感謝イベント(通称:ハンサム)「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE 『JUMP↑ with YOU』」が2月15日、16日に東京・両国国技館で開催された。2日間の全4公演で2万人を動員した今回のイベントの模様のうち、千秋楽公演となった16日夜公演をリポートする。

全4公演で2万人を動員した「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE 『JUMP↑ with YOU』」
全4公演で2万人を動員した「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE 『JUMP↑ with YOU』」

次世代ハンサム 小関「ちゃんと15周年が完成」松岡「僕らが皆さんの希望に」

 芸能事務所アミューズの若手俳優たちによる恒例のファン感謝イベント(通称:ハンサム)「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE 『JUMP↑ with YOU』」が2月15日、16日に東京・両国国技館で開催された。2日間の全4公演で2万人を動員した今回のイベントの模様のうち、千秋楽公演となった16日夜公演をリポートする。

 ハンサム恒例の「キュンファイDEATHマッチ」で会場が大興奮に包まれる中、ライブは爽やかなアッパーチューン「So Free!」から後半戦に突入。続いて、「春の花」を先輩ハンサムメンバーたちが歌いあげた。ハンサム15周年を記念し制作されたアルバムに収録されているこの楽曲は、作曲をWEAVERの杉本雄治が、作詞を植原卓也が手掛けたコラボ作品。また、レコーディングには参加したものの、イベント出演は叶わなかった佐藤健らの映像も上映され、長く愛され続けるハンサムの歴史を感じさせた。

「Feel The Same」「PARTY RIDE」と背中を押す前向きな楽曲に続き、ハンサムの定番曲「無礼講!!」ではメンバーと客席がタオルを回す振り付けで1つに。神木隆之介、小関裕太、松岡広大の3人が落ちサビを担当し、アミューズ所属の若手俳優たちの今を未来を強く印象付けた。本編の最後は、「無礼講!!」のアンサーソングともいえる「親孝行!!」で大団円を迎えた。

 終演後はすぐに客席からハンサムコールが沸き起こると、ライブTシャツを身にまとったメンバーたちが再びステージに登場。「君がいれば」「I Treasure You」の歌詞に込められたファンへの感謝を歌い上げると、今度はメンバー1人1人がマイクを握り、今回のハンサムライブへの思いを語り始めた。

 2012年にハンサムプロジェクトに初参加し、現役メンバーの中で最古参となった小関は「色んな思い出がこのハンサムにあります。今回は15周年ということで、先輩ハンサムの皆さんがゲストで出てくださって本当に嬉しかった」と感慨深そうに話した。それでも、「ただ、今までのハンサムライブと、メンバーが全然違う。先輩方にも、今日見に来てくださった皆さまにも、ちゃんと“次のハンサム”が受け入れてもらえるのか、心配な部分が正直ありました」と抱えてきた不安を吐露し、言葉を詰まらせた。小関は涙をぬぐいながら「こんな(泣く)はずじゃなかったのにな」と苦笑いを見せながらも「他の仕事と同時進行でも必死にやってきたこともあった。両国国技館という初めての場所で、ちゃんと15周年が完成したのも、次につながると思えたのも、来てくださった皆さまのおかげ。本当にありがとうございます」と頭を下げた。

 小関が「ハンサムライブをやるというのは、正直本当に大変なこと。でも大事にしたい場所なので、これからも続いていったら嬉しい」と話せば、同じく2013年から参加している松岡も「ハンサム、これからも絶対に続けていきます」と力強く宣言した。「皆さんが1年悲しかったこと、苦しかったこと、つらかったこと、もう全部こっちにぶつけてきてください。それを僕らがパフォーマンスとして笑顔に変えてみせます。僕らが皆さんの希望になる。それは約束します」とファンに誓った松岡。「応援してくださいとは言いません。応援してくれるような男に僕らがなる。待っていて」と呼び掛けた。

 小関らの思いを聞いた先輩ハンサムの神木は「後輩たち、素敵でしょう?僕らが出させてもらったときも先輩の思いも継ごうとして頑張っていた。今こうしてちゃんと皆がハンサムというものを繋げていってくれて、パワーがあって素敵だし、感動しています」とにっこり。「皆さんの声がわれわれの元気とパワーになっている。今後どんな仕事や表現であっても、今の皆さんの声を聞いて心に刻んで、返していきたいと思います」とメンバーを代表して今後のより一層の活躍をファンに誓った。桜田通が「(これからハンサムが続いていって)ドームにたどり着いたら、佐藤健くんも参加してほしいな。彼がハンサムやっているところを見たい」と今回は出演が叶わなかった佐藤の凱旋に期待を寄せると、客席からも拍手が送られた。

 最後は出演メンバー全員で「With You」を熱唱。ファンとの別れを惜しむように、2階席まで埋め尽くされた客席の隅々まで目線を送り、手を振った。当初予定されていたセットリストはここまでだったが、終演後も客席からの拍手は鳴りやまず、メンバーがステージに急きょ登場することに。肩を寄せ合いながら最後までステージに残って声援に応えた小関と松岡。これからもハンサムたちの活躍から目が離せなさそうだ。

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