【RIZIN】M-1にもRIZINにも出場する異色の二刀流、ベイノアは大みそかに何を魅せる?
「お笑いやりながら格闘技をやりたいとは思っていない」
格闘家でありながら、お笑いコンビ「けとるべる」のボケ担当。二足のわらじを履く異色の存在として紹介されることも多いが、ベイノアは「お笑いをやりながら格闘技をやりたいとは思っていない」という。
格闘技の話をしている時とは違い、照れくさそうに語る。
「宴会のノリで面白いことをやれ、みたいなことやったのがおかしいぐらいにウケて、それを見てた人からいろんな人、会社の社長や成増のお祭りを主催している人に声をかけてもらったことから始まった」
自分の知らぬ間に“あおりVTR”でも芸人として紹介されるようになったとも明かしたが、声をかけられ続け照れくささはやる気に変わった。
「どうせやるなら場数を踏んでいかなきゃって。フリーでも出られる劇場とか、M-1とかはフリーでも出れるんですよね」
お笑いの最高峰である“M-1”はフリーでも出られる場所という認識のようだ。2017年からほぼ毎年エントリーし出場している。結果はふるわず、最高でも2回戦止まりだ。
「1回戦、2回戦で負けているというのもあれなんで、リベンジだと思って挑戦し続けています。今年はRIZINがあったので出られませんでしたけど、来年またM-1の舞台に帰ってくるんで、帰ってくるって言っていいのか分からないですけど(笑)」
格闘技だけでなく、お笑いにも真剣に向き合うベイノア。目指すのは二刀流の“エンターテイナー”だ。
試合中はその技で観客を熱くさせ、試合後は冴え渡るマイクパフォーマンスで会場を笑いに包む。初の大みそかではどんなエンターテイナーっぷりを見せてくれるのか。ベイノアの試合から目が離せない。