【RIZIN】M-1にもRIZINにも出場する異色の二刀流、ベイノアは大みそかに何を魅せる?
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)で大みそか初出場となる“ブラックパンサー”ベイノアが試合直前にインタビューに応じ、武田光司戦への意気込みを語った。格闘技にお笑いと大みそかを任されるだけのポテンシャルを持った選手であることが分かった。
RISEチャンピオンとして自身の打撃を信頼
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)で大みそか初出場となる“ブラックパンサー”ベイノアが試合直前にインタビューに応じ、武田光司戦への意気込みを語った。格闘技にお笑いと大みそかを任されるだけのポテンシャルを持った選手であることが分かった。(取材・文=島田将斗)
打撃よりも成長を感じる。先月初勝利を挙げた「RIZIN.32」の、ロクク・ダリ戦でベイノアのグラウンド技術を不安視する声も上がっていたが、本人は自信をのぞかせる。
「柔術とかでも上の相手とやる時も一本を取られなくなってきている。打撃よりも分かりやすく成長を感じる。得意技は腕がらみです」
大みそか決戦の相手・武田は、元レスリング選手。グラウンドの展開では分が悪いという予想も多い。しかし、この決戦のためだけに練習をしていないとベイノアは強調。MMAでの未来を見据えてトレーニングに励んでいるようだ。
「(グラウンド練習は)MMAでこれからもっと強い相手とやるだろうと想定してアジャストするために技術をあげている」
RIZINでの武田の試合は全て判定決着。どのような試合展開を考えているのだろうか。
「一撃で。なんでも倒す自信がある。キックボクシングで制限されている組み際での膝蹴り、肘打ちも使える。可能性は広がっているので」
グラウンド技術の成長を感じているが、RISEチャンピオンの打撃への信頼は依然として強い。
「相手は組んでいきたいと思う。15分間組まれるのなら組み際もそうですし、組まれているときもチャンスを隙を作って出していきたい。どんな体勢になっても打撃を出そうと思っているので」