乃木坂46受験機会を逃し、磯村勇斗が人生を変えた斎藤さらら「キラキラした存在に」
今春、初主演映画が公開予定「マネジャーさんに感謝です」
今春公開予定の初主演映画「花火の温度(仮題)」(オカモトナオキ監督)では、心に傷を負った女子大生役を演じている。静岡県熱海市の宿を中心に、花火大会のある1日を描いた物語。この役に抜てきされた理由は、斎藤の魅力もあるが、マネジャーの尽力も大きかった。
「作品は何気ない日常の中、仲良くしている人の何気ない言葉が響いて、前に進んでいく物語です。初めての主演ですし、役と同じように私も前に進めました。マネジャーさんにとても感謝しています。もう、怖くありません(笑)」
芸能界入りのきっかけになった磯村にも感謝し、事務所内であいさつをしている。
「とてもキラキラされていました。磯村さんがいらっしゃらなかったら、芸能界に入っていなかったかもしれませんし、私も磯村さんにように、キラキラした存在になりたいと思いました」
1人の俳優と1人のマネジャーが運命を変えた。そして、斎藤はそのまま「いい風」に乗っている。あとは経験を積み、輝きを増すだけだ。
□斎藤さらら(さいとう・さらら)2001年9月6日、東京都生まれ。高2でスカウトされ、19年春に放送されたTBS系「都立水商!~令和~」の小宮楓役でデビュー。その後、フジテレビ系「ワイドナショー」のワイド高校生を務め、テレビ朝日系「年下彼氏」、「刑事7人」などドラマに多数出演。今年は出演した映画「花火の温度(仮題)」、「アウトソーシング」(坂下雄一郎監督)など計4作品が公開予定。特技は小1から中3まで続けた新体操。
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【写真】「透明感がズバ抜けている」との理由で起用されたJA共済連のCMの斎藤さらら