【紅白リハ】石川さゆり、通算12回目の「津軽海峡・冬景色」に「私、他にも新曲あるんです」
大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」リハーサルが29日、東京国際フォーラムで行われ、今回の出場者の中で最多となる44回出場の石川さゆりが、ゲスト出演するラッパーのKREVA、ギタリストのMIYAVIと共に意気込みを明かした。
ゲスト出演するラッパーのKREVA、ギタリストのMIYAVIと共に音合わせ
大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」リハーサルが29日、東京国際フォーラムで行われ、今回の出場者の中で最多となる44回出場の石川さゆりが、ゲスト出演するラッパーのKREVA、ギタリストのMIYAVIと共に意気込みを明かした。
3人そろっての音合わせ後、KREVAは「ソロとしては初めての出場。石川さんには感謝してますし、狛犬1号のつもりでやります」、MIYAVIも「ジャンルを超えて皆さんに元気を届けられるように頑張ります」とあいさつ。石川は「歌詞をKREVAさんが本当にすてきに書いてくださって、そこにMIYAVIさんが素晴らしいギターを合わせてくれた。音楽というのはジャンルも世代も越えていける強さがある、みんなで手をつないでいける存在だと思ってる。日本中の皆さんがテレビの前で元気になっていただければと思います」と話した。
コラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」について、作詞を担当したKREVAは「最初は江戸時代の歌だった。それをさゆりさんの意見で今の東京につながるような詩になって、それが今回のこの場につながっている」と説明。「図書館3軒くらい行きましたから。江戸にもともと流れていた川が今高速道路になっていたり、そういったことを歌詞に落とし込んでいった」と作詞の経緯を明かした。
紅白通算12回目の披露となる「津軽海峡・冬景色」について、石川は「そんなに歌いましたか。私、他にもいろんな新曲があるという話をしているんです。でも、NHKのスタッフさんが日本中の皆さんが『津軽海峡・冬景色』か『天城越え』を聞いて、除夜の鐘の音を聞くことでようやく年が明けることを意識するんですと。それなら、いろんな時代を経ても変わらない日本人の心意気を歌った歌と一緒にお届けできたらなと」と今回のコラボに至った理由を語る。
「今年を漢字一文字で表すと?」という質問に、石川は「『考』という字ですかね。去年はおびえてるだけだったのが、今年は自分が何ができるんだろうという考える時間をもらった。ダメだというじゃなく、この状況の中で自分がいまやれることは何なんだろうとあらためて教えてもらった1年だったかなと思います」と話した。
石川はKREVA、MIYAVIとのコラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」と紅白通算12回目の披露となる名曲「津軽海峡・冬景色」のスペシャルメドレーを歌唱する。