RIZIN解説が話題のくるみは私生活も格闘技ざんまい ブラジリアン柔術「大会に出たい」
藤原紀香と異なるタイプ「私は全然有名じゃない」
――アンバサダーとしてどうなりたい。
「格闘技ファンの人に育ててもらったっていう気持ちすごいあるので、RIZINとファンのそこの仲介じゃないですけど、RIZINにも格闘技ファンにも伝えられるような立ち位置がいいのかなっていう気持ちがあります。解説やりますってなっても、格闘技ファンもそうですけど、RIZINを見たことがない一般層にもどうやったら伝わるかっていうのを考えたり、逆に言うと、『なんでこの選手出ないんだ』みたいなことが過去にあったんですけど、そういうとき、YouTubeとかで『RIZINになんで出ないんですか?』って直談判して聞きに行ったりとか、RIZINとファンのどっちにも仲介みたいなものができるといいのかなと思っています」
――親しみやすさも魅力です。
「RIZINでは良くも悪くもいろんなことが伝わりづらいので、そういうのを払しょくできればなっていうのもありますね。RIZIN LANDMARKの大会のときも、U-NEXTの配信が止まっちゃって、ファンの人は見れてないから、やってないんじゃないかみたいな感じで、SNSがざわついたんですけど、RIZINが発信するより先に、『まだやってないから大丈夫ですよ』ってツイートしたり。私は基本的に格闘技好きなんですけど、RIZINがすごい大好きで、スタッフさんとかにすごく良くしてもらっているので、みんなが良い形になればいいなっていうのがあります。そういう細かいところを少しでもケアできたら、カバーできたらっていう思いはありました」
――格闘技は過去に藤原紀香ら多くの女性が彩ってきました。またタイプが違いますか?
「違うと思います。皆さんそれぞれすごい知名度があって、ここに来ている人が多いと思うんです。でも、私は全然そういうのじゃなくて、格闘技が好きだっていうのが伝わってここにいます。そういう面で言うと、総合格闘技のことは少し分かるかもしれないですが、有名の度合いで言うと、私のほうが全然有名じゃないままここに来ているので、そこは私自身もっともっと頑張らないといけないところだと思います。それを含め、格闘技ファンの人がすごい応援してくれてるんだなって思います」
□くるみ 北海道出身。父はアイルランド人。日本、アイルランド、アメリカ、ロシアの4か国にルーツを持ち、日本語、英語、中国語を話すトリリンガル。TBS系「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンター出演。数々のCM・広告ショーに出演するほか、モデルとして幅広く活躍している。2020年1月よりRIZINオフィシャルアンバサダーを務める。21年6月に「くるみ1st写真集KURUMI」(KADOKAWA)を発売。