RIZIN解説が話題のくるみは私生活も格闘技ざんまい ブラジリアン柔術「大会に出たい」
ブラジリアン柔術を習得中「大会に出たい」
――柔術はいつから。
「去年の2月からです。浜松大会(RIZIN.21)の後ですね。サトシ・ソウザ選手の柔術のエキシビションマッチ見て、面白そうだなと思ってたんですけど、やってみたら本当に面白くてすぐハマりました。まだ白帯です」
――今後の目標は。
「大会に出ることと、帯を色の帯に変えたいです。やっている側も白から青に変わると、またモチベーションも変わると思います。2月に始めてコロナになって何か月か道場がお休みになっちゃったんですよ。もうちょっとコンスタントに通いたいですね。柔術は帯が変わるとできる技も増えるので楽しいです」
――好きな選手はいますか。
「堀口選手です。あの寡黙で強いところがかっこいいですね。多くは語らないですけど、着々と勝つので、本当にかっこいい選手だと思います」
――先日はベラトール王者セルジオ・ぺティスに負けてしまいました。
「私、1日お葬式みたいな気持ちでした。1日ズーン……、みたいな感じで。でも、例えば朝倉海選手と堀口選手の試合(RIZIN.18)も、負けると思っていなかったけど、負けてしまった。そして再戦(RIZIN.26)では挽回していますし、ベラトールは来年トーナメントもあるので、挽回するところがまた見れたらいいなと思います」
――これまでで一番の試合は。
「堀口選手が朝倉海選手と闘った2試合は、ストーリー的に最初に負けてしまったからこそ、2回目の勝ちがより深くなりました。すごい思い出に残る試合ですね。大会はRIZIN.13(2018年9月30日)が一番好きです。特に大砂嵐選手とボブ・サップ選手の試合です。その後に山本美憂選手の試合もあったんですけど、山本“KID”徳郁選手が亡くなってすぐの大会だったので、入場するときKID選手の曲が流れてきて涙が流れちゃうし、その後、大砂嵐とサップで笑うし、いろんな感情が出たすごい楽しい大会でした」
――くるみさんにとってRIZINの魅力とは。
「RIZINはやっぱり“煽り(あおり)V”が特別だと思います。初めて見た人でもサッと試合に入っていけるんですよ。選手のことを全然知らなかったり、選手のストーリー性を分からなくても“煽りV”を見ると展開が気になってしまいます。選手のことが気になってしまうっていうのは、昔のPRIDEからの時代もそうなんでしょうけど、映像を作っている佐藤大輔さんの存在が本当にすごいなって。RIZINの煽りVは特別だなってすごく思いますね。あと、日本国内であんなお祭りみたいな大会できるのはRIZINくらいしかないと思います。一番大きい舞台なので、日本の良い選手がみんな集まっています。各団体のチャンピオンなど、普通では見られない試合が見れたりするので、そういうところもRIZINの魅力です」