大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」リハーサルが29日、東京国際フォーラムで行われた。7回目の出場となる「乃木坂46」の秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、山下美月、遠藤さくらの5人が本番を前に意気込みを語った。

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　キャプテンの秋元は「今年で結成から10周年を迎えまして、私たちにとっても大事な年に7回目の紅白歌合戦に出場させていただけるというのは、メンバーとしても大事な思い」の言葉。「『きっかけ』を歌えるのは私たちにとってもファンの方たちにとっても思い入れのある曲。見ている方々へ届けたいです」と話した。

　当日は卒業を発表している生田にとってはラストステージ。そんな生田がピアノを弾き語り、1期生の和田まあや、星野みなみ、秋元、齋藤、樋口日奈が周囲を囲みながら歌唱するシーンからスタートする予定。

　披露する「きっかけ」は2016年にリリースした1曲。秋元は「（歌唱曲が）『きっかけ』なんだ！ってびっくりする気持ちもありつつ、ちょっと前に出したアルバムの曲を歌えるっていうのはすごいうれしい。私たちにとっては、節目で披露するという思いがあった1曲なので、その曲をお茶の間の皆さまに見てもらえるっていうのがうれしいです」と明かした。

　生田は「『きっかけ』をピアノで伴奏させていただくんですけど、演奏しているといつもと違って客観的に周りの景色を見られる。グループでの最後ということを実感しながら、ここから巣立っていくんだなと大切に感じながら歌えたらなって思います」と本番へ意気込んだ。

　齋藤は「いくちゃんとは10年間一緒に頑張ってきたので、最後の最後にピアノを弾いてもらってという演出をできるというのもうれしい。うちの生田ってすごいんだぞ！　って見せつけたいです」と絶賛。秋元も「いくちゃんとはたくさん思い出があって、寂しい気持ちもたくさんあるんですけど、最後の日を目前にすると、努力家すぎる生田絵梨花が、いろんなことを考えずにただ楽しめるステージにしてあげたいという気持ちが強いです」と語った。