大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが28日、東京国際フォーラムで行われた。3回目の出場となる「日向坂46」の佐々木久美・齊藤京子・加藤史帆・金村美玖・丹生明里・河田陽菜が登壇し、本番を前に意気込みを語った。

　キャプテンの佐々木久は「今年も日向坂46らしいステージを2021年の集大成として披露できるようにしたいと思います」と語った。今年の紅白のテーマは「カラフル」。「私たちもカラフルなステージをお届けしたい」と意気込んだ。

　3年連続の出場となる日向坂46は「君しか勝たん」を歌唱する。センターを務める加藤は「みんな（メンバー）と年末一緒にいられるという喜びと、ステージに上がると緊張して頭が真っ白、毎年記憶がない」と話し、「今年こそは私はステージにいると実感したい」と目標も明かした。続けて、「老若男女皆さんが見てくださると思いますので、『日向坂しか勝たんな～』って思ってもらえるようにしたい」と自信をのぞかせた。

　また、齊藤は1年を振り返り、1年の漢字を「歌」と宣言。「私個人でもグループでも歌わせていただく機会が多かった1年だった」と振り返り、「ボイトレもすごい量をした」と明かした。

　金村は「ファンの方への『ありがとう』という気持ちを皆さんに伝えられたらなと思います」。丹生も「紅白歌合戦を通して、日向坂をより好きになってもらえるように頑張ります」。河田は「緊張するんですけど、ファンやスタッフの皆さんに感謝を伝えられたらいいなと思います。精一杯楽しみたい」と本番を前に思いを明かした。