【新日】高橋ヒロム、「意地でもジュニアをメインに」の考えを改めたワケ 会見で決意表明

新日本プロレスは27日、都内で来年の1月4日・5日に開催されるビッグマッチ「WRESLTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」の調印式及び会見を開催した。IWGPジュニアヘビー級選手権のベルトをかけて戦うチャンピオンのエル・デスペラードと挑戦者の高橋ヒロムがジュニアへの熱い思いを口にした。デスペラードはこの試合が初防衛戦となる。

熱い思いを口にした高橋ヒロム(左)とエル・デスペラード【写真:山口比佐夫】
熱い思いを口にした高橋ヒロム(左)とエル・デスペラード【写真:山口比佐夫】

エル・デスペラードは初防衛戦

 新日本プロレスは27日、都内で来年の1月4日・5日に開催されるビッグマッチ「WRESLTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」の調印式及び会見を開催した。IWGPジュニアヘビー級選手権のベルトをかけて戦うチャンピオンのエル・デスペラードと挑戦者の高橋ヒロムがジュニアへの熱い思いを口にした。デスペラードはこの試合が初防衛戦となる。

 今回のタイトルマッチをメインにしてくれと訴えてきたヒロム。

 会見で口を開いたヒロムは穏やかに「意地でもジュニアをメインにしてくれと、一時期は、ジュニアとヘビーで投票しませんかと提案もしてきた」と振り返った。

 しかし、考えは変わったという。「1年間シリーズを通してみたファンが、会社が、今回のメインはジュニア選手権だと言ったほうが気持ちいいなと。だからこのセミファイナルは大事な試合だ。心に響くような試合を見せたうえで勝たなきゃ。ジュニアを上げるためにも、メインでやるためにも、(この試合は)ものすごい大事な試合」

 続けて「今回その相手がエルなのはうれしいです。でも勝つのはこの俺。ベルトはいただく」と1年間の思いのたけを明かした。

 一方でデスペラードも試合にかける思いは強い。

「ヒロムは凱旋帰国してからメインイベンターだった。飯伏(幸太)相手に、田口(隆祐)相手に、KUSHIDA相手に俺はどうしようもない見るも無残な試合をしてきた。あまつさえライガーの引退試合にも間に合わなかったんだ。クオリティーが。もう俺は間違えない」と語った。

 そして「新日本ジュニアの未来を見せる。俺が勝って俺の未来を開く」と勝利を誓った。

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