アイドルグループ「NMB48」の元メンバーで、現在はタレント、女優、モデルとマルチに活躍する内木志（24）が2冊目となる写真集「various（ヴァリアス）」（KADOKAWA）をリリースした。本作で内木は、24歳の大人となった今だからこそ見せられる多彩な姿を披露。新たな彼女の魅力に出会える2nd写真集について話を聞いた。（取材・構成＝イシイヒデキ）

――まず、タイトル「various」についてお聞かせください。

「この言葉には『多彩な』『さまざまな』という意味があり、さまざまな私を見ていただけるようにと願って、このタイトルに決めました。実は私が考えたのではなく、編集の方に提案していいただいたんです。江ノ電に乗っているときに聞いたのですが、すごく気に入って即決しました」

――完成した作品を初めて見たとき、どんなことを感じましたか。

「自分で写真を選ばせていただいて、気に入った順に載せていただいています。エッセーも掲載されていて、本当にいろんな私がいると感じました。全部、お気に入りのショットです！」

――エッセーは“色”がテーマになっています。

「7色のテーマがあり、それぞれ衣装や背景にリンクさせています。私のことをより知っていただけるような文章を書かせていただきました。例えば『RED』でしたら、赤と言えば、炎でしたり、マグマというイメージ。以前、生誕祭の際、りりぽん（元NMB48の須藤凜々花）に『内木は心の奥底にみなぎるマグマを感じる』と言われたことがあるんです。それを思い出して、負けず嫌いな思いを書かせていただきました」

――リリースに「これまでの自分を超えた」とありましたが、どんな所が超えたと思いましたか。

「今まで見せたことがなかった表情を見せることによって、大人になった私を感じていただける作品になったと思っています」

――具体的に大人になった部分は。

「舞台を経験して表現力がついたと思います。昔は表情が硬かったのですが、自然に表情を変えられるようになりました。『表情が豊かになったね』と言われることもあるので、そこは成長した部分だと感じています」